しつけの三原則
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しつけの三原則

学習支援塾すたでぃあ

教育学者・哲学者の森信三の「しつけの三原則」というものがある。
①朝のあいさつを自分からすること
②「ハイ」とはっきり返事をすること
③席を立ったら必ずイスを入れ、ハキモノを脱いだ ら必ずそろえること

いかにも昭和、昔ながらの教育、というものであるが、個人的にはこれには大変賛同している。ネットで検索すれば多くの校長先生が学校だよりで記事にしているくらい有名なものである。

科学的であるかどうか、ということは置いておいて、改めて非常に道理に合っていると思うのである。だから塾ではこの3点は少ししつこいくらいに生徒に伝えている。

①あいさつは人間関係の潤滑油である。塾は学校や学年が違う知らない子同士がすれ違う場面が沢山ある。私は特に仲良くしてほしい、とは思わない。ただ、塾という「場」色々な人が交わる場では、知らない人にも小声でもいいので挨拶をする、ということがその場の空気を柔らかくする非常に重要なポイントなのである。何とか今のところ多くの生徒はこれを守ってくれるので、特に話すわけでもなく、名前も知らない子ではあるが、その自分の使っている机を次の人に渡す、その瞬間によどみない空気の循環が行われているように感じる。これが塾の空気を良いものにするものだと思っている。

②「うん」ではなく、「はい」と言えることが大人への入り口だと私は思う。社会人になって「うん」と言っている人は職場では見たことがない。また「はい」は声、息が外に出る。その反対に「うん」は内に入る。飲み込むのような形である。
ある校長先生の記事で読んだのだが、「はい」と言えることは「我」を捨てることなのだそうだ。つまり、相手、環境に自分を委ねますよ、と言っていることと同義だと思う。
これができないと、教えてもらうにもどこかで自分のこだわりが出てしまう。これができる子はどんどん物事を吸収し、成長が著しい。つまり、素直な気持ちを育てることになるのだ。

③イスを入れる、靴をそろえること、実は私も白状するとつい忘れてしまうことがある。気をつけないと、と思っている。特に靴をそろえること、これはもう、よく言われていることではあるが、やはり非常に物事の本質的な部分に関わるように感じられてならない。禅語に「脚下照顧」という言葉がある。この言葉に絡めて靴をそろえることの話によくなるのだが、要は足元を見ろ、ということである。

これらのことは家庭でやっているようでやっていないことだと思います。
私も人に言えたものでもなかったりする半面、やはり、これができている子は成長がしっかりとできる、と感じざるを得ない場面がありました。

勉強、その前にこの3つができているか、実は本質はそこである、ということになるのかもしれません。

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学習支援塾すたでぃあ
学習支援塾すたでぃあ(stadia)の塾長の川下耕平です。ここでは塾での取り組み、特に発達障害児に対する学習のアプローチについて考えていきたいと思っております。特にそういったお子様をお持ちの保護者の手助けになれるような記事にしていきたいです。趣味は映画鑑賞です。