ADHDに対する課題提示(宿題など)
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ADHDに対する課題提示(宿題など)

学習支援塾すたでぃあ

ADHD、注意欠陥多動性障害は、文字通り、注意力が続かない特性のある子ども達のことである。

このような子ども達は家に帰ってから中々宿題をすることは難しいだろう。一問とけばもう、他のところに注意が行っている。もしくは、長い文章、数多くの問題を見た途端にやる気が萎えてしまう。では、このような子達の集中を続けさせ、課題に取り組ませるのはどうすれば良いか。

このような場合は、塾でも行っているが、基本的に課題を小出しにして行う。例えば、10問の問題が印字されている課題プリントがあったとしよう。その時点で、「10問も~~~」と子どもの声が聞こえてきそうである。エベレストを登頂するのに匹敵するかのような気分かもしれない。

このような時は全ての問題を切り離す。つまり。1枚で10問という形ではなく、1問で1枚という形に作り替えるのである。

そして、1問、1問だけに集中をさせる。ADHDの子達は良くも悪くも「今」を生きる子達である。なのでそれを逆に利用し、1問だけ、1問だけ、を積み重ねて結果的に10問にするのである。

またプリントに1問1枚にすることは、紙は勿体ないが、終わった時に、1枚が終わったのではなく、視覚的に量として10枚が終わったという達成感を感じさせることができる。

このような手間がとれず、もっと簡易的にするのならば、問題が書いてあるプリントの問題数を簡単に大きく割り振って分け、ここまでできたら休憩、といったように間を空けることでも子どもにとっては負担が減る。

合わせて、ADHDに対する支援として代表的な行動療法(トークン・エコノミー)も導入すると良い。1枚終われば、シール1枚。シールが10枚貯まったらお菓子、のような具合である。お母さん達が行う場合は、専門的な知識が必要なのでよく勉強して導入した方が良い。

このような行動療法の支援を行う場合に重要なことは、目標とする行動が出た瞬間に褒める、評価をするといういわゆる「即時強化」である。

どんな行動でも当てはまるが、目標とする行動をしたすぐ後に、評価しなければ子どもは何を評価されたのかがわからない。ここがなかなか子どもの様子を把握しておかなければならないポイントである。

ちょっとした工夫で、学校から家に帰ってからの、何で宿題しないの!怒(キー!!)みたいなことは減ると思います。

その子になるだけ合わせた方法を。





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学習支援塾すたでぃあ
学習支援塾すたでぃあ(stadia)の塾長の川下耕平です。ここでは塾での取り組み、特に発達障害児に対する学習のアプローチについて考えていきたいと思っております。特にそういったお子様をお持ちの保護者の手助けになれるような記事にしていきたいです。趣味は映画鑑賞です。