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中学生のテスト前の課題の分量について
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中学生はテスト前ということで、必死に学習をしているところでしょう。
さて、この時期、よく話に上がってくるのが、テスト前の課題を終わらせることで一杯一杯になってしまう、課題が終わらない、という話です。
テスト2週間前にテスト範囲は発表されます。そして、ほとんどの中学校ではテストまでに、ここまでの範囲の問題集、ワークをしてきなさい、という課題が同時に出ます。これは先生はテストの結果だけでなく、提出物についても評価の対象にしているからです。
しかし、学校や先生のやり方によってどの程度の分量なのかは変わるものだが、総じて特性のない子でも結構な量のことが多いようです。
しかも、期末試験となると9教科になり、分量も本当に多い。その課題を終わらせることで時間はなくなり、テスト対策どころではない。
当然、その課題はテスト対策も兼ねている場合はほとんどなのですが、特性のある子の場合、問題を演習するというところまでいかず、〇つけをして終わらせるという言わば作業になってしまうことが多いと思います。
特性のある子はこの課題をいつまでに終わらせるというようなスケジューリングが非常に弱いところがあり、その特性が余計に課題を遅らせてしまいます。
やはりここには、確かに評価対象ではあるが、特性のある子には何らかの配慮が必要だと感じます。
例えば、同じ問題集でも分量を調整したり、他のやりやすい課題で代替する等です。
ただ、終わらせることを前提にした課題になってしまえば、それは生徒にも先生にもよくありません。
特に中学校の課題提出については多くの人が関心を持ってほしいところではあります。
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学習支援塾すたでぃあ(stadia)の塾長の川下耕平です。ここでは塾での取り組み、特に発達障害児に対する学習のアプローチについて考えていきたいと思っております。特にそういったお子様をお持ちの保護者の手助けになれるような記事にしていきたいです。趣味は映画鑑賞です。