夏休みの宿題の取り組み方
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夏休みの宿題の取り組み方

学習支援塾すたでぃあ

宿題の取り組み方について。

これについては、元学校の教員として、非常に言葉を気をつけて書かなければならない。

そもそも私は、特別なニーズのある子の場合、

「宿題は全て完璧にこなさなくても良い」

と考えます。

これは言うことも勇気がいりますが、学校現場から離れてた立場、場所で教育者として生きているからこそ言いたいことでもあります。

特に、夏休みの宿題は量が多いです。日頃から特別なニーズがある子の宿題で頭を悩まし、つきっきりで教え、ヘトヘトになってしまうお母さん達を知っています。

日頃の学習が遅れているとなると、どうにか今与えられている宿題はこなしたい、そう思うはずです。特に真面目なお母さん達は教えたい、という気持ちが非常に大きくなると思います。

しかし、子どもも親もお互いに疲れてしまい、結局何のための宿題なのか、誰の宿題なのか。そう思った経験のあるお母さんも多いと思います。

私は思います。

「解けなさそうな問題は親が答えに誘導して良い」

量をこなすだけでも大変な夏休みの宿題を特性のある子どもが完璧にこなすのは本当に難しいことです。

だからこそ、問題を精選していくことが必要なのです。

そもそも、できない問題を無理やり教えても結局は理解できないまま、時間だけがたくさんとられてしまいます。しかし、大人側は、ここがポイントでできないからこそ、力が入ってしまうのです。ここは大人側が大人?になって「ここはいいよ」と子どもに伝える勇気が必要なのです。

つまり、今の実態に沿う課題を与えているか、それに尽きます。

私は塾で予習中心に教えていますが、どうしても課題の構成上、結果的に今のその子にとって難しいものだった課題を出してしまった時もあります。そういう時にはさっとプリントを下げ、課題を切り替えることがあります。また、すぐに答えを教えてしまって、子どものモヤモヤ、ストレスを除去する方をとります。

この答えを教えるのは決して悪いことではなく、むしろこれを助走としてその後の問題が解けることも往々にしてあります。

目の前の子どもが問題が解けない現実は、大人にとってはなかなか辛い現実でもあります。

ただ、それは大人側の

「これくらいはできて当たり前でしょ」

という思い込み、認知の在り方によるものでもあります。

夏休みが始まりましたが、夏休みの宿題も大切ですが、もっと今しかできない体験、学習(今の自分にあった課題)に時間を費やしてほしいと願っています。

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学習支援塾すたでぃあ
学習支援塾すたでぃあ(stadia)の塾長の川下耕平です。ここでは塾での取り組み、特に発達障害児に対する学習のアプローチについて考えていきたいと思っております。特にそういったお子様をお持ちの保護者の手助けになれるような記事にしていきたいです。趣味は映画鑑賞です。