メルマガの開封率を上げるテクニック!魅力的なタイトルや最適な配信時間についても解説
メールマーケティングの一つであるメルマガ(メールマガジン)は、顧客とのつながりを維持したり、購入や登録を促進したりすることができ、費用対効果が良いとされています。ただ、コンテンツを考えるなど運用には手間がかかり継続するのも大変なため、成果はしっかり出していきたいところでしょう。
効果的なメルマガを配信する上で、「開封率を上げる」というのは非常に重要です。どんなに良いコンテンツを送っていても、見てもらえなければ意味がありません。今回は、メルマガ配信で重要な指標となる開封率を上げるテクニックをご紹介していきます。
■開封されやすい曜日・時間に配信する
メルマガの開封率のピークは配信直後の1時間位であるといわれており、開封率を上げるためには、いつ配信するかは非常に重要です。
まず送信先となるターゲット層の行動パターンを分析して、メールが「読まれやすいタイミング」がいつかを判断していきましょう。例えば読者の多くがビジネスマンである場合は、通勤時間帯の7時~8時台に、通勤の電車の中や会社での就業前にメールチェックをして情報収集をすることが多いです。さらに、ランチタイムの12時~13時頃、就寝前の休息時間である21時~22時台はメールが見られやすくなります。
なお、配信対象の職種や年代によって、働き方や生活スタイルも変わってきますので、ターゲット層の勤務時間や休日、プライベート時間の過ごし方の傾向などは分析した上で、メルマガの配信時間や曜日を決めていきます。
また、メルマガ購読を習慣化してもらうためには、配信曜日や時間帯を固定して、コアなファンの方に「いつも〇曜日の〇時頃に〇〇からメールが来る」と覚えてもらえることもあります。開封されやすい曜日や時間帯が分かってきたら、ランダムに配信するよりはある程度タイミングを固定化させてみるのもよいでしょう。
■開封率を高めるメルマガタイトルとは?
毎日届く多くのメールの中から、企業からのプロモーションメールを開封してもらうためには、思わず開きたくなる関心を引くメールタイトルであることが非常に重要です。
◎メルマガタイトルのコツ①:先頭の10~15字に重点を置く
多くのメーラーやスマートフォンの表示では、メールの一覧画面で約20文字以上のタイトルは省略される傾向があり、長いタイトルで送っても本文がイメージしてもらえません。さらに、読者がメルマガを開くかどうか判断する時間はごくわずかなので、最初に見るタイトルの数文字「10~15字程度」で注意を引く必要があります。一番伝えたい大事なことは冒頭で伝えましょう。
◎メルマガタイトルのコツ➁:読者に「自分ごと」だと感じてもらう
読者がメールを開くのは「その内容が自分にとって有益だ」と思うからです。よって、企業がアピールしたいことを一方的に伝えるのではなく、相手が知りたいことや「自分ごと」だと感じてもらえるような話題を投げかけることがポイントです。
一度に大量のユーザーへ一斉配信をするメルマガですが、1対1の対話のように相手の感情に訴えかけるポジティブな言葉選びや親近感を意識しながら、読者との関連性はしっかり示すとよいでしょう。
◎メルマガタイトルのコツ③:メリット・緊急性を伝える
「参加費無料」「最大〇%OFF」「もれなくプレゼント」などのメリットを示すことで、メルマガを開封することで得られる内容が伝わり、読者の興味関心を高めることができます。また、「今だけ半額」「限定公開」「〇月〇日まで」などの緊急性も、いま開封しないと手に入らないかもしれないという心理になりやすくなります。
■メルマガが迷惑メールにならないよう対策する
メルマガが読者の迷惑メールフォルダに入ってしまうと、気づかれないまま削除されることにつながります。昨今のスパムメール防止対策の強化により、対策をしっかり行っていないと迷惑メールとなりやすくなっています。
対策としては、メルマガの配信元のメール認証設定(SPFやDKIMなど)を行い自社のメルマガが不正メールではないことを証明する、メール配信リストは定期的に見直しをして送信できないアドレスはリストから削除する(エラー率が高いと迷惑メール判定される可能性が上がります)などがあります。
■Gmailのスパム対策強化にも注意!
2024年2月のGmailガイドライン変更により、アカウントへのメール送信者が各種要件を満たしていない場合、メールが受信拒否されたり迷惑メールフォルダに振り分けられたりするようになりました。
特に1日あたり5,000件以上のメールをGmailアカウント宛に送る場合は、より厳しい要件を満たす必要があります。なお、「1日あたり5,000件以上」とは1つのメールアドレスからの送信件数ではなく、サブドメインを含めた同一ドメイン単位で送信された1日の合計メール数です。
対象となる場合は、送信ドメイン認証の設定、ワンクリックでメール購読を解除する仕組みの実装、迷惑メール率を0.3未満に維持するなど、求めらている要件を満たしておくことが大切です。
■おわりに
メルマガの開封率は、効果測定の中でも非常に重要な指標です。データ分析を行いながら、定期的に改善を行っていきましょう。
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