いただき食材でほっこり時間

今日は質素ながらいいなと思うこと。
ここ最近は寒かった分、温まるものを自分なりに作れた気がします。

1月は趣味でお手伝いしているNPOで豆腐作りをしました。

自分たちの畑で育てた大豆を使って、豆をミキサーにかけるところから豆腐を作る。しぼりたての豆乳はとっても香り高くて、できたての豆腐はプルプルで美味しかったです。

そこで出た「おから」を分けてもらったので、普段はあまり使ったことのないおからを料理にアレンジ(ほぼ写真なし)。

トマトと卵で炒め物にしたり、卯の花にしたり、おからは味が淡白な分色々使えます。お店で売ってない分ちょっと得した気分。ヘルシーだし。

ベタだけど美味しかったのはハンバーグ。

カサ増しできて、お肉も半分、2倍の量ができました。
卵をタイミング悪く切らして、マヨネーズで代用したけどうまくできました。期限間近のソースも消費できて大満足。

お米は自分たちで田植えをしたもの。トマトも地場産。香りがみんな良かったなぁ。

あと、庭木のある方はこの時期、結構柑橘類を持て余してたりする。
ゆずを大量にゲットしたので、ゆずジャムを作りました。

果肉と皮を分けて、皮を細めに刻んで、タネをとって
一緒にお砂糖で煮詰めていきます。
私は苦味があんまり好きじゃないので皮の白いところはちょっと取り除きました。指先からゆずのいい香り。

焦げないように弱めの火でお砂糖適量で煮詰めると、台所がいい匂いでいっぱい。爽やか。これだけでリフレッシュになります。
水分がある程度とんだら、好みで砂糖を足して味を調整します。

ビンに詰めたら出来上がり。
ヨーグルトにも使えるし、パンにもいいし、
お湯で割ってゆず茶にもできます。

あったまるし、爽やか。
私はお砂糖は少なめにしておいて、
使うときのフィーリングでハチミツを足しています。
飲んでてたまに口に入る皮をちょっと噛んで味わうのが好き。

写真はないけど、この時期は甘酒も飲みます。
酒粕をお砂糖とお湯でぐるぐるするだけで、
あんなに温まる飲み物になるなんて。
酒蔵の娘に生まれたかった。

お酒が飲めない私だけど、甘酒は大好き。
米麹で作るのより酒粕のが好き。
考えた人は天才だと思う。

自由業をかわいそうに思ってなのか
私は食材をいただくことがたまにあるのですが、
その様を見て、岩手の某社長から

「オメェみてえなのを『ほいど太郎』ってンダ」
と言われました。

あんまりいい意味の名詞じゃないけど、
そうやっていじられながら
いろいろ面倒見てもらっています。

でも私なりに流儀はあって
もらったお裾分けのお返しは忘れずにしています。
たとえ時間やお金がなかったとしても、
その恩義は忘れずに。

そうやって、ものと心を交わして
一緒に生きるのがいいなと思うのです。
みんないつもありがとう。

今日も美味しい。
今日もあたたかい。

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