読書録~Good Strategy and Bad Strategy by Richard P. Rumelt 読みやすい戦略論の本

読書しても記録をつけられないままにまた1か月が過ぎ、2021年も終わろうとしています。

今年の最初につけた目標に、「読みたい本リストを月次で更新、レビューして、どうして読みたいと思ったかの記録もつける」としていたのですが、どうして読みたいと思ったのかの記録をきちんとつけることなく一年がたってしまったので、次からそれも読書録に入れようと決めました。今年最後の記録はハーバードで博士をとって、UCLAのMBAで戦略論を教えていた方の戦略論についての本です。

本書を手に取った理由:
- Twitterやブログで参考にしている方々がおススメしていたので興味を持った
- 大学院を修了してしばらく時間がたち、日々のオペレーショナルなタスクで一杯いっぱいで戦略論的なことから離れていたため、本書を読むことで目の前のことで一杯になるのを防ぐことを期待した

感想:
筆者の語り口や扱う企業の事例がとても面白く分かりやすく、凄く良かったです。企業が”Strategy”と呼ん作っているものが、ただの売上パイプラインだったり複数年にわたるP&Lに箇条書きだったり、と揶揄するくだりは、苦笑いしてしまいました。今働いている企業の、持続可能な競争優位に貢献していることや今後の戦略を、まだ少し残っている冬休みに、本書に照らして考えてみようと思っています。

 

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