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第26回研究大会 優秀発表賞 (NPO学会)

NPO学会にて優秀発表賞をいただきました😮

…昨晩、「そろそろ寝ようかな」と準備をしていたとき、何気にしたメールチェック。
「第26回研究大会優秀発表賞について」というタイトルのメールに気づきました。

第26回NPO学会 研究大会 優秀発表賞(実践報告)
 
中島幸志・河村勇希「人が自発的に集まるボランティアマネジメントについての―考察―~NPO 法人コモンビート『ウェルカムキャスト』を事例に~」

え・・・・まじ?

メールを見たときには、正直理解できず、そもそもそういう評価してもらえる仕組みがあったんだ!でも・・・・え?

そんな感じで、あわあわしてしまいました😂


26回研究大会とは、3ヶ月前に高崎で開催されたNPO学会の大会。
そこから遡ること1年前の昨年2023年5月。松本典子先生と初めてお会いしたときに、コモンビートのことをぜひ伝えてほしいと学会発表にお誘いをいただきました。

先生が言うならやってみようかな、と軽い気持ちでコモンビート研究室の二人に相談し、やってみようということになり、準備をし始めました。
(念のためにもう一度書きますが、先生とは初対面です😂)

自分の状況としても、大学の客員教授という肩書きをいただき、大学で年間の授業を持っている身でもあり、一方で大学院生として研究もしているのだから、やっぱり「この世界」を一度知っておくべきかなと考えていたところでした。
ただ、何も知らなすぎて…でもきっとNPO学会の方は優しいはず😅…なんて自分を励ましながら。

当時は、そもそもどこの学会員でもなかったので入ってみたり、論文調査で学会誌というものを手にとってみたりしながら…
「やっていたことの発表なら講演とかも年中やってるし何とかなるだろう・・・きっと…」

大会当日。
現地では20年ぶりくらいにお会いした方なども居て、雰囲気もやっぱり素敵で、学会って思っていたよりも怖い場所じゃない(すみません、ビビってたので)ことがわかりました😆

評価内容はまだ見てませんが、そもそも「コモンビートの活動が素晴らしい」という自負はあるので、発表内容はともかくやっているそのものが自信を持って出せるものであることは間違いありません。

怪しい活動と言われたり、NPOぽくないと言われたり、楽しそうにしているだけなんて言われ続けてきました。

僕らはめちゃめちゃ真剣に、今でいうD&Iを考えて続けてきて、そしてみんなの想いを活動のエネルギーにどうやって変えていくかということに、みんなが全力で取り組んできた結果が、いまあるコモンビートです。

だからこそ、ちゃんとした社会評価を受けたいという想いはずっとあって、昨年も心理的安全性アワードで受賞をいただいたり、今回のような内容評価をいただいたりすることは、本当に嬉しいです。

僕はすでに10年前に代表は退任しています。
退任後はもう次の代表がやりたいようにやれるようにサポートすることに徹し、そして、中ではできなかったこと…社会からもっと評価され期待され、社会の生態系の一部としてインパクトを出していけるようにすることをやっていきたいと、今でも理事の末席と研究室のメンバーに座らせてもらっています。

客観的にコモンビートの活動を定義し、社会にとってどんな意味を持ち、何ができるのか。
そんなことを毎週のミーティングをしながら、実際の現場での調査などを進めているのがコモンビート研究室です。

今回の発表に僕とゆーき(河村)は名前に入ってますが、しんじろー(高橋)は別の発表があったこともあり名前に入ってませんが、実際にはこの3人でやってきたことには違いありません。

また、当日に討論者を担当してくださいました櫻井先生、モデレーターの大阪ボランティア協会 永井さん、大会を運営いただいたみなさま、ありがとうございました!

第26回NPO学会 研究大会 優秀発表賞(実践報告)

中島幸志・河村勇希「人が自発的に集まるボランティアマネジメントについての―考察―~NPO 法人コモンビート『ウェルカムキャスト』を事例に~」

追伸:賞状が届く、とのことなので、また手元に届いてみんなと写真を撮ってアップしたいと思います。