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多民族国家マレーシアで、英語で仕事をして思ったこと。

こんにちは!さいとーです。
私は今、CASTER BIZ recruitingで複数社の採用成功に向けて、
アンカーとしてオペレーションを担当しています。
実は、その前は2年間、マレーシアで働いていました。
今日はその時のことを、自己紹介も兼ねて書いてみようと思います。

マレーシアってどんな国?

マレーシアと聞くと、「東南アジアのどっかの国」みたいな感じで、
なんとなく漠然としたイメージの方もいらっしゃるかと思います。
(私も暮らしてみるまではそんなイメージでした笑)

確かに、世界的に有名な観光地などはないのですが(涙)
実は「東南アジアの優等生」と呼ばれるほど、模範的な経済発展をしている国なんです!

▼文化的な特徴としては…
・マレー系、中華系、インド系、先住民族などの多民族国家
・(多民族国家ゆえに)公用語が英語
・ルックイースト政策という、日本を模範とした政策が行われていたので、
 親日の方が多い(うれしい!)

▼産業的な特徴としては…
・石油・スズ・天然ガス・パーム油など天然資源が豊富
・プロトン(Proton)とプロドゥア(Perodua)という
 国産車メーカーがある(東南アジアでは唯一!)
・主力産業は製造業

マレーシアで英語を使って働いてみた!

そんなマレーシアで私は、人材紹介エージェントの営業/営業企画として
働いていました。実際、英語の使用頻度はどのくらいかというと…

一緒に働く会社の仲間はマレーシア人のため、社内公用語はもちろん英語です。

クライアントは、日本人とマレーシア人が半分ずつくらいの割合でしたが、
企業の人事の方がマレーシア人のこのことも多く、日々のメールや電話のほか、打ち合わせや商談、プレゼンなど、英語でのコミュニケーションが必須でした。

また、営業の業務の一つに、求人票の起票があるのですが、
製造業・IT企業・Webマーケティング企業・商社などなど、
各業界の専門用語と格闘しながら(汗)、必死に業務に励んでいました!
その甲斐あって、単語量が格段に増えたと思います!

履歴書・職務経歴書は基本的に英文でしたので、
レジュメレビューでは、素早く読むことが求められたりします。

つまり、英語で「読む」「聞く」「話す」「書く」はまんべんなく必要で、
1日の60%以上は英語を使ってコミュニケーションをしていたと思います。

英語力もさることながら…

そんな環境なので、英語力は高ければ高いほどよいです。もちろん。
当然、「英語力が高い=質の高いサービス」に直結しそうですよね。
確かに一理あるのですが、英語力の前に、大切なことがあると気づかされた出来ことがありました。
それは、クライアントの人事Jさんから言われた一言です。

「さいとーが担当になってから、面接の日程調整がスムーズになったよ

決して英語力が高いわけでもない私が、
こんなうれしい言葉をいただけたのは何故だろうと振り返ってみると、
ある3つの行動に思いあたりました。

その①:人事担当者にとって一番良い連絡方法を≪知る≫
メールと固定電話の連絡がなかなかつながらない人事担当者様。
理由を聞くと、実は、工場内にいることが多く、
携帯しか見れない状況だったとのこと。
SMSだったらすぐに確認できるとのことだったので、
早速連絡方法をチェンジしました。
その②:面接官の信仰する宗教を≪知る≫
面接官の宗教を伺ったところ、
ほとんどの方がイスラム教を信仰されていました。
イスラム教では、毎週金曜日が礼拝のため、
面接官への連絡は週のあたまにするようにしました。
その③:火曜日を面接dayとしてスケジュールをブロックしてもらう
あるポジションで、複数の面接官による面接の設定が必要だったのですが、
忙しく調整が難しいことがたびたび。。。
そこで、火曜日を面接dayと設定してもらい、
スケジュールをブロックしていただくようにしました。

そう、どれも営業としてはごくごく当たり前の行動です。
ですが、相手を≪知り≫、積み重ねた当たり前が「日程調整がスムーズ」につながったのかなーと思います。

最後に

英語を使って仕事をする時、どうしても英語力ばかりに目を向けがちです。
もちろん語学力を磨くことはとっても大切ですし必須なのですが、
まずは、相手の文化や状況を≪知る≫、そして≪理解する≫ことが、
「ご満足いただけるサービス」を提供するための第一歩だと思います。

これからも≪知る≫、≪理解する≫ことを大切に、価値あるサービスを届けていけるよう頑張っていきたいと思います!

最後までご覧くださりありがとうございました♪

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