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#008 +2円のレジ袋と-2円のNOレジ袋、どっちを選ぶ?行動経済学的に考えてみた

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。
毎週作り置きをするのですが、引越した関係で行きつけのスーパーが変わりました。
スーパーで買物中、この本で読んでいたことがつながって、学びがありました!

あなたは、スーパーAでレジ袋を貰いますか?

以前僕は、スーパーAに通っていました。
そこではレジ袋は1枚2円で提供されています。
一方で、最寄りのスーパーBではレジ袋をいらない旨申告すると1枚分2円を引いてくれます。

レジ袋はスーパーからすると、置くこと自体もコストなのでなるべく渡したくないのは実情としてあるはず。

割増感があって懐が痛む+2円のレジ袋

みなさんなら、それぞれのスーパーでレジ袋を貰いますか?
それとも、貰いませんか?

僕は、スーパーAに通っていた時代は、絶対にレジ袋を貰いませんでした。なんとなく、割増感がある+2円のレジ袋を避けたかったのです。

しかし、Bでは貰うようになって、2円の割引を受けなくなりました。
自分でも不思議に思いました。
なぜでしょうか?

Bで貰うのは、機会費用を考えたせい

ざっくり言うと、機会費用とは、様々な選択肢の中である行動をした際に、別の行動をすれば手に入れられたであろう利益のことを言います。

Bでレジ袋をもらっても、2円得する機会費用を失ったに過ぎません。
申告するのめんどいですしね…
一方で、Aで貰うと、2円/枚、財布から消えていくのです。

フレーミング効果にやられていた僕

経営的に見ると、Aのスーパーは非常に優秀です。
なぜなら、レジ袋を有料にすることで、経費削減をしているから。
しかも、レジ袋を買ってくれたらくれたで、利益にもなります。(そのはず…)こういった見せ方をフレーミングというそうです。

そんなフレーミングをビジネスや施策にも上手に活かしていきたいですね。

ではでは!

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