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47都道府県への軽い熱い想い⑧

このnoteは20代後半の食いしん坊女が「都道府県」への片寄った知識を入り口に、わくわくしながら「行きたい!」と「また行きたい‼︎‼︎」について勝手に語る幸せなタイプの読み物です。

暮らしていると、「変わりたい、変わりたい」と無い物ねだりばかりしてしまう時もあるけれど、旅に出て、普通の暮らしやその土地の普段使いの言葉遣いに触れて、その「違い」にオオッ、全然違うんだなあ〜と気づくたび「やっぱり変わりたくないなあ」と思い直す。
私の住む暮らしとその土地の、小さな異なりと大きな一緒に安心しちゃうような、スケールが小さい私でいたいなあ。
あわよくば、同じように、誰かの小さなスケールの中に私も住まいたいけれど、何かを他人に望み託すのは、それはそれでしんどいものだ。
驚くほどの生活感を纏いながら、小さきを大きく楽しむ、愉快型のおばさんやおばあさんになっていきたい。

⑦はこちら→⑦(福岡県、和歌山県、福島県、香川県)
⑥はこちら→⑥(愛媛県、大分県、茨城県、秋田県)
⑤はこちら→⑤(福井県、群馬県、山口県、埼玉県)
④はこちら→④ (三重県、岩手県、神奈川県、高知県)
③はこちら→③(長野県、兵庫県、北海道、長崎県)
②はこちら→② (徳島県、沖縄県、山形県、宮崎県)
①はこちら→①(大阪府、鹿児島県、栃木県、新潟県、千葉県)

広島県(3回行った)30
先週、3回目の広島県旅行に行きました。
初めては修学旅行、2回目は卒業旅行の女子旅(渋い)、今回は尾道・広島・宮島の欲張りコース。

尾道の暮れてきた空。
我ながら、とてもよく撮れたので惚れ惚れしているワンショットなのです。
帰ってきてからこの写真を何度も見ている。
重なった山々、赤外線ストーブよりよっぽど赤いもみじ、光きらめく海、遥か彼方の島、山、雲、空。
尾道は「良いよ、面白いよ」とよく聞くので興味津々だったけれど、とっても元気なのにすっごくレトロな商店街がまさに私好みだった。
普段の暮らしと観光客向けのあれこれと、アートと古くてダサくて逆に新しいものがひとつに詰め込まれた空間。

噂には聞いていたけど、猫が多い。
この後くっきり綺麗なおしりの穴が撮れたの。
(なぜか近づいてきておしりを向けてきた)
あんまりにもよく撮れたから、おしりの穴の写真も、何回も見ている。
ねこちゃんとしても恥ずかしいかもだから、私だけの秘密にしておく。へへ。

今回の旅で二回目の訪問となる、宮島も行きました。

観光客でごった返した船で、グングンと宮島に近づきましたが、有名なあの大きな鳥居は工事中でした。

数年前に来た時は、外国人観光客がとにかく多いイメージだったけど、先週は日本人が多かった気がする。
紅葉シーズンだったからかな。
秋の赤は冬の招待状かな。
岩牡蠣を焼いたのをお店で食べました。
やっぱり、もみじ饅頭はたくさん買っちゃう。
桐葉菓という、もみじ饅頭のお店のやまだ屋さんのお菓子が美味しかった。
京都の阿闍梨餅に少し似ている。

東京都(15回くらい行ってる)31
たびたび足を運んでいる東京、漠然と行きたくなる首都、東京。
中でも特に台東区が好きで、もっとフォーカスすると上野と浅草らへんが好き。
さらに範囲を狭くすると、かっぱ橋道具筋にもう一度行きたい。
かっぱ橋道具筋は、普通に料理に使えそう・使いたいものもあれば、絶対不必要だけどお店気分で食卓に取り入れたくなるアレコレ、業務用のロマンあるドレソレ、食にまつわる夢と現実の両方がみっちりと詰まっていて最高に楽しい。

以前訪れた時に、ノリで喫茶店用の伝票と、中華なシールとポチ袋を買ったけれど、まだどれも使っていない。

もし今度東京に行ったら、上野に出来た岐阜のアンテナショップ「岐阜ホール」に行くんだ。
関西に住んでいるので岐阜に行く方が近いんだけど、岐阜県民だった過去のことを思うと、岐阜の「うまい!!!」が東京で味わえることがとってもミラクルなことのように思えるのです。
KAKAMIGAHARA STANDの蒸しパンは素朴さと豊かさが共存していて優しいし、大都会東京に暮らす方にも是非食べていただきたいなあ。
あと、サンリオピューロランドも、もう一回行きたい。
ディズニーランドも行きたいな。
あっ、それは千葉か。

あと、毎回東京に行くたびに、ついついシャレめかして吉祥寺とか阿佐ヶ谷とかに行っちゃうので、今度は葛西の方とか行ってみたい。
行ったことないから、なんとなく!です。

佐賀県(行ったことない)32
行ったことはないけど、通ったことはある佐賀県。
SAGA.さが〜 佐賀を探そう〜
望んでないのに脳内にはなわがこんにちはしてくるけど、佐賀県といえば!
丸ぼうろが好きだ!!!
どうして、小麦粉、砂糖、卵だけであんなに美味しいものが作れるんでしょうか。
口当たり、オケージョンやテンションを選ばない寄り添い力のある甘さ、気軽さ、心安さ……。
牛乳にとてつもなくマッチするところも、好き。

佐賀県というと、最近興味があるのは唐津。
少女まんがを置いているゲストハウスがあると知ってから、泊まってみたいなあと思っている。
長崎が近いから、私の好きな、少し中国のテイストが入った色合いのものが多そうなのも気になるポイント。
九州といえばあたたかいイメージだけど、日本海側だから寒いのかな?
イカが美味しいらしいのも気になるポイント。
佐賀について驚くほど全然詳しくないから、佐賀への知識の伸びしろは計り知れずだ。うふ。

滋賀県(何回か行ってる)33
大学生の頃、周りの人が次々と「自転車で琵琶湖一周」にチャレンジしていた。
あまりにもみんなが挑むので、「フゥン」と思っていたけど、それは結構体力の必要な取り組みだと最近発覚した。
そうだったのか!
「ビワイチ」と略すのも最近知った。
フゥンと斜に構えず、私も体力がある20代前半にやっておけば良かったかな、いやいや。
おしりの肉はあの時より厚くなってるはずだから、やるなら今が最適かも。

滋賀県というと、長浜に近江八幡、草津、彦根、びわ湖バレイに近江舞子と思い出はぐるっと滋賀県一円を取り巻いているのだけど、その中でも思い出深いのは余呉湖。
米原からさらに北に電車に乗ると、琵琶湖と比べると随分小ぶりの湖があるのですが、真夏に行ったのにひんやりしていて、今にも女神とか妖精とか出てきそうな雰囲気の、自然たっぷり神秘的で。
適度に観光客のいる湖で自転車を借りてサイクリングしたのですが、スポーティな行楽・非日常感が体にいいことしている気分でした。
一周一時間もかからないぐらいだったと思います。
おすすめ!
ビワイチも興味があるけど、滋賀の冬は厳しいので、とりあえず来春余呉湖に再訪したい!

滋賀というとやはり、スーパーの平和堂!
滋賀のみならず関西の至る所にあるので珍しいものでもないのだけど、へーいわどー♬のリズムに、是非他地域に住む皆様に「異国情緒」を味わってもらいたい。

冬が本気出した時の滋賀は電車の窓越しでも寒い。
米原関ヶ原間だけ豪雪だったりする。
関ヶ原はザラじゃないな。

などなど、ああもう33都道府県分も話したのかと思うと感慨深いです。
おいしいもの、好物を後に残してしまいがちなので、まだ「住んでいたところ」と「住んでいるところ」が残っている。
思い入れが強すぎてうまくかけるか不安だけど、多分上手に書くことより、ただその時思ったことをありのまま書く方が、のちのちの自分にとっても良いのだろうな。

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