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世界遺産を学ぶこととは?

コミュニティマネージャーのシュカです。

TABIPPOで世界遺産ゼミが始まります。
応募者も集まってきており、世界遺産検定もほとんどのメンバーが受ける予定。
今回はどんなメンバーが参加し、どんな繋がりが生まれるのか、今からとっても楽しみです。 

気になる方は一緒に楽しく学びませんか?
詳細は下記リンクからどうぞ。

ゼミが始まるので改めて世界遺産について考えてみました。
世界遺産を学ぶことは何に繋がるのでしょうか?

私なりに世界遺産を学ぶことには3つの意義があると思います。

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マチュピチュ(ペルー)

①世界遺産の本質的価値を実感し、持続可能な世界遺産へ。

世界遺産自体は本当に素晴らしいですが、問題も多いのが現実。

「世界遺産としての価値をどう守り、伝えるか」という本来の課題より、「『観光資源』としてどのように活用できるか」という点に国も政府も我々も目がいっている気がします。
「守るため」に世界遺産に登録されるにも関わらず、登録されたら、環境客の増加によるゴミ問題、劣化という悪影響。
観光客が世界遺産に行くことで、より世界遺産の存続の手助けになればいいですが、そのためにはまず、「世界遺産を後世になぜ残さないといけないのか」をジブンゴト化にして学ぶ必要があります。

世界遺産の本質的な価値を学ぶことで、観光も世界遺産も守る選択ができるのではないでしょうか?

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シェーンブルン宮殿と庭園群(オーストリア)

②多様で複雑なこの世界を愛していける

世界遺産検定の本の最初の文章がとても印象的です。

私たちは世界の様々な出来事に出会った時、「アメリカ合衆国」や「イスラム教」など、その出来事を象徴する「言葉」に置き換えるだけで、何か分かったような気がしてしまいます。・・・略・・・
実際には「アメリカ合衆国」の中にも「イスラム教」の中にも、実に様々な文化・歴史・価値観が存在しているというのに。世界の複雑さを「複雑だ」と感じられるように。それが世界の多様性を守ことにもつながっていきます。

確かに「マチュピチュ」をマチュピチュという「言葉」に置き換えて分かった感があるだけで、私は「マチュピチュ」を分かっていない。

「分かった気」になっている世界の様々な出来事を深く理解することで、
複雑で多様なこの世界を、より愛していける気がします。

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チェスキークロムロフ(チェコ)

③旅を広げ深める

旅先で出会った世界遺産。
行くたびに「なんとなくすごい」で終わってしまっている私。
そんな自分に少し物足りてなさを感じる時もありました。

世界遺産を学ぶことで、きっと私の旅の楽しみ方は格段に広がり、さらに深まっているはず。そうすることで旅の多様性とその国・地域への親近感が高まり、旅がもっと好きになりそう。

知識と出会いは、自分の世界を広げ深めてくれます。

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アンコールワット遺跡群 タプローム遺跡(カンボジア)

そして人生を豊かにしてくれる。


考えてみると世界遺産を学ぶことがとても人生において意義のあることだと感じてきました。

来週から楽しみです!


日本で行ったことのある世界遺産(12)

白神山地【青森・秋田】
日光の社寺【栃木】
富士山-信仰の対象と芸術の源泉【山梨・静岡】
白川郷・五箇山の合掌造り集落【岐阜・富山】
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)【京都・滋賀】
紀伊山地の霊場と参詣道【三重・奈良・和歌山】
法隆寺地域の仏教建造物【奈良】
古都奈良の文化財【奈良】
百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-【大阪】
姫路城【兵庫】
原爆ドーム【広島】
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産【長崎】


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