命のスイッチオン! ハーブの種まきその1
4週続けての台風来沖(7・8・9・10号)。
10号通過の直前(9/5)に、ハーブの種まきを。
今回まいた種は、タイム、コリアンダー(パクチー)、ディル、フェンネル、カモミールの5品目。
品目によって、種のまき方も少し違う。
定植までに、苗をどれくらいの大きさまで育てるか。
種まきの土はどんな土にするか。
深く埋めるか、浅くまくか。
この日の5品目はポットの大きさが多少違うだけで、土は同じものを使って、まき方もほぼ一緒。
ちなみに。。
タイムはシソ科。
カモミールはキク科。
コリアンダー、ディル、パクチーはセリ科。
まず、セリ科の3品目は根っこがまっすぐ伸びて、移植があんまり得意じゃないので、本来は直播き(じかまき)といって、畑に直接まくことが多い。
今回は苗を作って、お持ち帰りできるようポット(3号)に。
タイムとカモミールは少し小さめのポット(2号)に。
そうすると、ある程度大きくなるまでポット生活が続くので、種まき用の資材「PSグリーン」と、「熟成土」(赤玉土とリサイクル土に米ぬかを加えEM活性液をかけて1ヶ月ほど熟成)と、ふるいにかけた「自家製鶏糞堆肥」をブレンドして今回の種まき用土完成。
いよいよポットに種をまくのですが、実はこの5品目、全て好光性種子といって、光を好む性質があるので、種まきの時にあまり土をかぶせない方が、良く発芽するんです。
とはいえ、全く土がかぶっていないと、乾燥しやすくなってしまうので、うっすらと土をかけてあげる程度にします。
そして、種の大きさとカタチ。
タイムの種は小さい。
カモミールの種はさらに小さくて軽い。
ディルとフェンネルは種もそっくり。フェンネルの方が少し大きくて、インドカレー屋さんのレジ前の香り。
コリアンダーはこの中では一番大きく、殻もかたい。かたい殻の中に2つの種子が入っているので、発芽しやすいように種まきの前に二つに割ります。
一晩浸水させるとより発芽しやすいのですが、今回は浸水せずにまきます。
軽く土をかぶせたら、上からグッと押さえて沈圧(表紙の写真)。
種をまいたらお水をあげるのですが、小さく、あまり覆土していない種たちは最初の水やりで流れてしまったりしないように、スプレーでやさしく水をあげます。
なので、種をまく前にベッドになる土にまず水をあげて、種をまき、軽く覆土して、最後にスプレーでお水をあげて作業はほぼ完了。
最後にどのポットがどの苗で、いつ植えたのか分かるように名札をつけます。これ重要。
あとは土が乾燥しないように管理して、発芽を待ちます。
あー楽しみ!
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