シャニマス始めて1ヶ月経ったけど現在地点が分からない


シャニマスを始めて1ヶ月が経った。

本当はもっと283プロダクションアイドルの解像度を深めてから文章を綴っていきたかったけれど、限界が来たので現状を残しておく。



●「シャニマス」を知る、未満

私が「シャニマス」の存在を知ったのは、サービス開始直後、2年ほど前のことだ。「アイマス」シリーズに新作が来たことをTwitterで知った。
(オタクあるある:Twitterで新しいジャンルの情報を得る)

シャニマスの存在を知るより先に、アイマスシリーズ自体には幾度か触れてきた。デレマス・Mマスを通ってきている。
そのため、「シャニマスって何?どんなゲーム?」状態ではなく、なんとなく想像をつけてた。「ああ、このこ達をプロデュースしていくんだな」、と。シャニマスのゲームシステムは先程挙げたコンテンツとは異なっていることは周知の事実であり、今現在は理解しているが、「アイマスシリーズを知っている」からこそ、初見は「あ~ね」という反応になってしまったのかな、と思う。

「あ~ね」で終わってしまって以降、周囲の人達がハマっているのを外からなんとなく眺めるだけで2年間過ごすことになるのだが、とある人をきっかけに、シャニマスに実際に触れることになる。



●「シャニマス」を知る、以上

https://youtu.be/PKnK2RSMH-o


とある人とは、長年Twitterに入り浸っている人なら一度はツイートを目にしたことがあるであろうダ・ヴィンチ・恐山さんその人。
主にライターや作家活動をされており、最近ではTwitterだけではなくnoteでも、語彙力をいかんなく発揮した発信をされている。

恐山さんのツイートを目にしたことのある方は「ウィットに富んでいる」「冷静で的確に本質を突いた考え方をする」という印象を持っているかと思う。私もそうだった。
いや今もそうなんだけど…違う面が見えてきているだけで…。

しかし上記のリンク先の通り、実況をしながらシャニマスをプレイする恐山さんは、時折語彙力が消失する場面が見られる。動画内で口にする「絵がうまい」をカウントすると大変な事になる。
オタクが語彙力を消失するなど日常茶飯事のように思われるかもしれないが、「ライターや作家活動を生業」とし、「冷静で的確に本質を突いた」物言いをする恐山さんを見てきた私にとっては、この実況動画は衝撃的だった。
あの恐山さんが語彙力を失うなんて…シャニマス、どういうゲームなんだ…?

https://note.com/d_v_osorezan/n/n4a2fec4276c8

恐山さんがシャニマスキャラの第一印象について語っているnote。こちらのnoteやTwitterに時たま投下される怪・ツイートを見ているうちに、次第に「これは実際にプレイしてみないことには"狂い度"が分からないな…」という気持ちになった。
(オタクあるある:コンテンツに気を狂わせているオタクを見るのが楽しいし、オタクを狂わせているコンテンツが気になり始める)

そうして、私は約2年越しにシャニマスの存在を知ることとなった。



●283プロダクションのアイドルの実在性

私は「アイドル」という存在が好きだ。二次元でも三次元でも、推している・推してきたアイドルたちがいる。彼ら/彼女らからはきらめき、楽しさをもらってきた。夢をいっぱい見させてもらっている。
アイドルに求められること、とりわけ二次元アイドルに求められることは大雑把に言えば、偶像性だと思う。夢を見せるために必要な、現実世界を忘れされてくれる偶像性。そして偶像性を高めるためには、ある程度の浮世離れしたバックボーンや言動が必要要素となる。このキャラクターは二次元に存在すると強調すればするほど、二次元アイドルとしての存在が強まっていくわけだ。

しかし、283プロダクションのアイドルたちは度々、「いるな」と思わせてくる。外見こそ二次元を模しているが、バックボーンや言動は現代的で、共感できるようなものが散見されるのだ。キャラクターとして見ると、「ブレている」のではないかと思うほどに自分たちで考え、自分たちで動き、変化を見せてくれる。
そういった、二次元と三次元の境目が曖昧な彼女たちはどうしようも人間じみて、魅力的に見えて仕方ない。画面の向こうにいる彼女たちを見ているうちに、手を伸ばしてきて心を直接鷲掴みしてくる彼女たちに引き込まれて、画面の向こうの世界の中で彼女たちを見ている。

283プロダクションのアイドルは「いる」んだよな(澄んだ目)。


●「私」はどこにいるのか

シャニマスを始めて1か月ほど経ったわけだが、未だに分からないことと決めかねていることがある。

「私」はどの視点で物語を見ているんだ…?
「担当」にあたるのは一体誰だ…?

シャニマスP≠自分というのは随所で言われていることだが、では283プロダクションのアイドルの物語を見ている「私」はどの立場にいるのか。ファンか、関係者か、あるいは神視点なのか。アイドルたちの舞台裏やプライベートまで全部見えてしまっている立場を"ファン"とは呼べないような気もするし、そうなると好きなアイドルのことを"担当"とも"推し"とも呼べないのでは…?アイドルたちのこと知れば知るほど、違うベクトルで魅力を感じていくし……解像度ある程度固めたかったのにどんどんクリアになったり曇ったりするし……ァ~~~どうする~~~~~と考えたところで限界が来た(現在時点)。


というわけで、現在地点を探りつつ、限界点を超えたら虚妄を吐き出していく。

とりあえず、三峰の限定が来ないと夜も眠れない。



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