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不登校・ひきこもり「受容までの道のり14カ条」

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子どもの不登校・ひきこもりが悩みでなくなる方法としてまとめたのが「受容までの道のり14カ条」です。 親としてどう心を整えるのか、受け入れるためにどう心を持っていけばいいのか。 親… もっと読む
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不登校・ひきこもり 「受容までの道のり14カ条」

【目次】 不登校・ひきこもり「受容までの道のり14カ条」には、大きく分けて5つのカテゴリーがあり、全部で14の項目があります。 本来なら大項目ー小項目ごとに⒈ -(1)〜(3)、⒉-(1)〜(3)、 と書くべきなのかもしれませんが、14カ条をわかりやすく表記したかったので、あえて小項目は(1)〜(14)と通し番号でふっています。 これは説明する上でわかりやすくするための措置で、実践するとなるといろんなことを同時進行で行いますし、難しくて行きつ戻りつするので、順番はあまり

「受容までの道のり14カ条」の難しさについて

私が『SDKS+C』に真実を見出したわけ こんにちは。思春期ブルー相談室の海野しぶきです。 私は、「受容までの道のり14カ条」の中で親がすることとして「子どものことを心の底から信じて、親からは話しかけない、心の中まで聴き切る、全て任せる」ということをお伝えしています。 「受容までの道のり14カ条」は、あいあいキッズクリニックの故北島先生が提唱していた『SDKS+C(信じる、黙る、聴く、全て任せる+親が変わるため)』と、ST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)の理解

#1 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒈ まず気づく、知る  (1) 子どもがST気質だと気づく  私が資格を取った家族支援カウンセラーの協会理事長である森先生は、 「思春期の子どもの不登校を解決するには通るべき道すじがあり、何よりもお母さんが不登校OK、不登校になって良かった、と思えるかが重要。」 と言っています。 本当は、お母さんがこれまでとは違う人に生まれ変わるほどの変貌が求められているのですが、ここに至るまでの具体的な方法というのは、なかなかわからないまま…。 そのため、お母さんは悩みの堂々巡りから抜

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#2 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒈ まず気づく、知る (2) 親が過干渉だと気づく子どもの不登校やひきこもりで悩む多くのお母さんが、おそらく「子どものことを受け入れましょう」「ありのままの子どもを受容しましょう」というアドバイスを、一度や二度は言われたり、読んだりしたことがあると思います。 私も娘が中学2年生の登校しぶり期はそうでしたし、言われたとおりにやっているつもりでした。 (子どもが不登校で家にいることを許可したのに、子どもは一向に学校に行こうとしない。) (お風呂に入りなさいも、歯磨きしなさ

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#3 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒈ まず気づく、知る (3) 勇気を持って覚悟し、子どもに謝罪する(不登校のわが子の特徴が「スペシャルタレント気質」とやらに、なんだか当てはまる気がする…。 それに、自分はきっと過干渉な子育てをしてきてしまった…。) 受容までの道のり14カ条の(1)と(2)で書かれている内容が、まさに子どものことであり、自分のことだと感じられる場合は、ここでお勧めしている方法が向いているかもしれません。 親が子どもに独特の気質があることを認めないまま過干渉な子育てをしているのは、実は

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#4 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒉ 自分を変えるための内観 (4) 人と比べない子どもの不登校やひきこもりのことでカウンセラーさんに相談している場合、おそらく「まずお母さんが変わらないと」と教わる人が多いと思います。 自分としては変わったつもりなのに今一歩進展がない、状況に変化がない、というのにはちゃんと理由があって、お母さん自身が自分のことを「なぜ?」と掘り下げて内観をしていないからです。 「なぜ」子どものことを受け入れられないのか。 「なぜ」過干渉なのか。 これを深く考えるのは非常に辛い作業で

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#5 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒉ 自分を変えるための内観 (5) 思い通りにしたい傲慢さと決別する思春期ブルーの暗闇に迷い込み、不登校やひきこもりとなっている子どもの親が、自分の理想とする地位(優位である、普通である、または劣っている)を確立するために、子どもに自分の価値観を押し付けるのは、子ども本来の姿を認めずに、子どもを変えようとしている行為です。 子どもの前に自分の理想のレールを敷いて、そこからはみ出すことを許さず、コントロールしようとする。 これは過干渉な行為そのもの。 こうした行為は深く

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#6 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒉ 自分を変えるための内観 (6) こうでなければならないと思う怖れを手放すなぜ人には他人と比較したり、人を思い通りにしようする傲慢な気持ちがあるのでしょうか? もう一段階深く掘り下げて考えてみたいと思います。 子どもの不登校のことで悩み始めたお母さんたちは、私に対してみなさん似たようなことをおっしゃいます。 「高校は絶対行かなければならない」 「高校を卒業して、大学に入学しなければ」 「せめて専門学校に」 「進学しないなら就職しないと」 「どこにも行かなくて

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#7 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒊ 脳グセを上書きする脳作業  (7) 子どもを心の底から信じる ST気質(発達障害及びその周辺のグレーゾーン)の子どもは、自分の興味、関心のあることに集中しやすいので、幼少期からお母さんに口うるさくやることを指図されながら育っている子が多いです。 お母さんは難しい育児に取り組んでいて、なかなか思うようにことが進まないため、子どもが成長して思春期になると一層チェックが厳しくなりがち。 子どもに対するお母さんの脳グセは「どうせできない」とか「わかってない」「言わなきゃやら

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#8 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

 ⒊ 脳グセを上書きする脳作業 (8) 自分以外は他者の感覚を身に付ける人と比べないで自分の信念を持てれば、他人の考え方に干渉しなくなります。 また人を変えようとする傲慢さに気づくと、自分の価値観と他人の価値観に差があることに対して違和感を感じなくなるので、「自分は自分でOK、他人は他人でOK」と思えるようになります。 すると、他人の価値観に優劣をつけなくなりますから、親と子、上司と部下、先生と生徒など立場の違いはあっても、人としては対等であり平等という意識が生まれ、相

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#9 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒊ 脳グセを上書きする脳作業 (9) すべてのベースに「心は鏡の法則」があるのを理解する 受容までの道のり14カ条(7)の子どものことを心の底から信じることも、(8)のわが子であっても自分以外は他者である感覚を身につけることも、自分の頭の中だけでする「脳作業」です。 過干渉を排除するためには必要なことですが、「人と比べない、傲慢さと決別する、怖れを手放す」の内観の段階から、ずっと自分の内部でする作業となります。 特に子どもに対して、これまでの育て方の謝罪と、決意表明(母

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#10 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒋ 親が子にすること  (10) 親からは話しかけない これまでの「受容までの道のり14カ条」の説明で、子どもが不登校、ひきこもりになる理由が概ねわかったことと思います。 そして子どもの元気を取り戻すには、親の方が自分を変える努力をしなければならないことも、内観を通しておわかりいただけたでしょう。 結局親の脳グセを上書きしないと、子どもの状況は変化しないと説明してきましたが、ここまでの一連の流れはすべて親が自分の頭と心ですることでした。 では、具体的に親が子どもに対し

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#11 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒋ 親が子にすること  (11) 子どもからの話を聴き切る思春期の闇、思春期ブルーに陥るタイプのST気質の子は、幼いころから自分の興味関心のあることに集中しやすく、時間を見計らって行動することが難しい性質のために、母親から事細かに指図されて育っている子が多いです。 お母さんも長年の習慣で、子どものことを自分の管理下に置いておかないと不安になっているので、子どもを把握しようとついつい質問や指示が多くなります。 そのため、子どもがお母さんに話しかけても、途中で遮って質問した

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#12 不登校・ひきこもり 受容までの道のり14カ条

⒋ 親が子にすること  (12) 全て子どもに任せる子どものことを、(私が一生懸命育ててきたんだから、この子は何でも知っている)と信じていて、親からは話しかけないを実行していれば、必然的に何をするのもしないのも、「全て子どもに任せる」に行き着きます。 過干渉を排除するということは、結局は「子ども自身に任せる」ということになっていくわけですね。 不登校のことで専門家に相談すると、 「お子さんを信じて待ちましょう」 「お子さんに任せてみてください」 とアドバイスされる

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