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「1」の経験から「10」学べる子を育てる秘訣

勉強には学校も塾も先生も必須じゃない!モチベーションを上げるのも先生の仕事じゃない!1から10学べる子を育てる方法について書きました。

はじめに

こんにちは!「コーチのコーチャン」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーを経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

勉強には学校も塾も先生も必須じゃない!モチベーションを上げるのも先生の仕事じゃない!1から10学べる子を育てる方法について書きました。

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勉強は先生に教えてもらうもの?

👦:ねぇお父さん!ボク歴史が好きになってきたから、もっと歴史の勉強ができる塾があったら通いたいんだけど!

父:最近は歴史が好きになってきたのね。いいね!どうして塾に通いたいの?

👦:ん?? だ・か・ら!歴史を教えてもらいたいからだよ!

父:質問を変えようか。どうして塾に通わないと歴史が学べないと思ってるの?

👦:お父さんもお母さんも歴史は教えてくれないでしょ?ちゃんと覚えてるかテストとかしてくれないでしょ?だから塾で習いたいなって。

父:なるほどね。誰かに教えてもらうことが「勉強」だと思ってるんだね。ちょうどこの間、お仕事で会った人にも同じこと言われたんだ。「何か新しいことを勉強しないと、とは思ってるんですけど大学の社会人コースに通う時間はなくて」って。

👦:勉強って、学校とか塾で教えてもらうものじゃないの?

父:全然違う。勉強つまり「何かを学ぶこと」ってのはどこに居てもできるし先生もテストも必須ではないんだ。家で本を読んでるだけでも学べることが沢山ある。もっと言えば本さえ無くてもいい。たとえば一日中駅前で人間観察してるだけでもすごい学びがある。

👦:そんな風に考えたことなかったや。授業を聞いたり問題を解いたりするのが勉強だと思ってた。

父:どこか特別な場所に行って先生に教えてもらわないと「勉強」はできない、と思ってるんだったら今すぐその考えは捨てよう。大学生くらいまではその考え方でも特に苦労しないかも知れないけど、社会に出たら大変なことになる。

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学ぶ意志が何より大事

👦:自分で本を読んで勉強するのがいいの?

父:本を読む、というのは手段の話だね。「何を学びたいか」という目的によって最適な「手段」は変わってくる。もちろん時間とかお金とかいろんな制約があるからそれらも考慮して手段の選び方は変わってくるけどね。

👦:さっき言ってた「駅前で人間観察」は何を学ぶ手段なの?

父:それは人それぞれだけど、例えば「人間を知る」のに良い手段だとは思うよ。普段の生活であまり接することのないような人も駅前には沢山通るよね。その人達の見た目や行動、会話とかを見てると学ぶことは本当に多いと思うよ。

👦:じゃあ駅員さんは毎日人間について学んでるから、かなり人間に詳しそうだね。

父:それはとってもいい視点だね。でも実際は人間に詳しい駅員さんはかなり少ないと思うよ。なぜか。会社のスタッフにもいつも言うんだけど

「1の経験から1しか学べない人と、10学べる人がいる」

って。同じ時間、同じ場所で、同じことをしていてもそこから何を学べるかはその人次第なんだ。

👦:えー!同じことしててもそんなに違うんだ。でも確かに学校の授業を同じように受けてても、いつも100点取る人と全然取れない人いるもんね。

父:その例は色んな要因が絡んでるから一概には言えないんだけど、でもまあそういうことだ。何が一番大事かって言うと「学ぶ意思」なんだ。「ここから何を学んでやろうか」って思えてるかどうか。これが有るか無いかで学びの質と量が全く変わってくるんだ。

👦:学ぶぞ!っていう気持ちが大事なんだね。

父:そう。やらされてる勉強ほど効率の悪いものってないんだ。いかに受動的ではなく主体的に学ぶか。「学校」や「」や「先生」を頼りにしちゃうとどうしても「受動的な学び」に繋がりやすいんだ。だから「勉強は場所や先生が大事」って思うのは危険だって話だよ。

👦:そういうことか。「学ぶ意思」が先にあって、学校や塾や先生はあくまでも勉強の「手段」ってことだね。

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1の経験から10学ぶ方法

父:1の経験から10学ぶための1つの例として「予習」がある。お父さんは全く新しいことを始めるときは、必ず予習をしていくよ。例えば初めてウインドサーフィンをやったときは、3日前からネットで「ウインドサーフィン はじめて」とかで検索して出てきた情報は全部頭に入れてた。

👦:予習!学校じゃないのに予習とかするんだね。

父:レッスン中言われることは事前に知ってたことばかりだから、疑問に思ってたことが先生に聞けるんだ。すると本当によく理解できる。先生も予習してる生徒のことは気に入ってくれるから、熱心に教えてくれる。その結果「今まで30年教えてきたけど、1番センスあると思う」って言ってもらえる。もちろん営業トークも入ってるとは思うけど、同じレッスンを今まで受けた人とは上達スピードが段違いだったんだ。

👦:お父さんが運動神経いいからじゃなくて?

父:それだけじゃない。予習したお陰で「何に気をつければいいのか」「どこが上手くなるためのポイントなのか」ってのが事前にわかってるからなんだ。それがわかってない人と上達に違いがでるのは当たり前でしょ。

👦:たしかに。専門用語とかも頭に入っていれば、先生のアドバイスの意味もすぐに理解できるもんね。

父:これはスポーツに限らないんだ。勉強でもそう。学校の授業の内容は基本的に全部教科書に書いてあるんだから、それを全部先生から習ってたら先生の時間の無駄遣いなんだ。自分で事前に読んでおいて、よく理解できなかったところを質問したり、もっと詳しく知りたいところを教えてもらうのが先生の正しい使い方だ。

👦:先生の使い方!

父:言葉の表現はキツくなっちゃったけど、キミなら意味はわかるでしょ?「勉強へのモチベーションを上げるのが先生の仕事」とか思っちゃってる人もいるんだけど、本当にいたたまれない気持ちになる。誰かにモチベーションを上げてもらったり、お尻を叩いてもらわないと勉強ができないって、社会に出て絶対に苦労するから。

👦:大学卒業して社会に出たあとも勉強ってしなきゃいけないの?

父:もちろん!仕事に就いたら勉強することがいっぱいあるし、社会もどんどん進んでいくから学校で学んだことなんかすぐに古くなる。新たに勉強し直さないと生きていけない。だから、自分で勉強できる力ってのがすごく大事なんだ。

さいごに

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