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国語力を爆伸させる「親子ヘリクツ学習法」

今夜から家庭で実践!お子様の国語力を伸ばす「親子ヘリクツ学習法」を紹介します。お父さん・お母さんのマインド変化が鍵です!

はじめに

こんにちは!「コーチのコーチャン」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーを経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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今夜から実践できる!お子様の国語力を伸ばす「親子ヘリクツ学習法」を紹介します。お父さん・お母さんのマインド変化が鍵です!

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AI時代にさらに価値が向上する「国語力」

知識が豊富」「計算が正確で早い」といった能力はAIの進化により間違いなく価値が下がります。では今後どのような能力の価値が向上するのでしょうか。

その1つが「国語力」であると私は考えます。

いろんな仕事がAIやロボットに代替されるようになっても結局「人を動かすのは人」です。そして人を動かすのは「言葉」です。「人を動かせる言葉」を使いこなせる人がこれからますます活躍していくに違いありません。

国語力、特に「人を動かせる言葉」についてもう少し具体的に理解するため、下記の3つに分解して考えてみます。

1.言語化力
2.論理的思考力
3.交渉力

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1.言語化力

自分の考えを適切に言葉で表現し、相手に伝えられる力

どれだけ素晴らしい考えを持っていてもそれを言葉にして表現しない限り、残念ながら周りの人から見れば「何も考えていない」のと同じです。

また言葉にできたとしても表現が適切でない場合には、誤解や勘違いを生んでしまいます。

人を動かす」ためには、自分が意図したことをきちんと相手に伝えられる力が必須です。

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2.論理的思考力

穴や矛盾のない論理的な話が組み立てられる力

考えを言葉で表現しても、話の理解に必要な情報が一部でも抜け落ちていると相手には伝わりません。

また説明の中に辻褄の合わない2つの主張が出てきてしまうと、相手は混乱してしまいます。

「人を動かす」ためには、スッと理解できる筋の通った説明ができる力が必須です。

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3.交渉力

お互いの考え方や主張の狭間で、相手を納得させられる力

自分の考えを適切な言葉で論理的に説明したとしても、相手の考えと一致するとは限りません。

また相手を納得させる場面において「書き言葉」では論理性がとても重要ですが「会話」においては必ずしもそうではありません。

人を動かす」ためには、意見が対立する中でもお互いの納得できる結論に、論理を超えて導ける力が必須です。

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「人を動かす力」が身につく夢の教育法

子どもに3つの力を一気に身に付けさせる夢のような教育法があります。それが

屁理屈(ヘリクツ)に徹底的に付き合う!

です。お子様の屁理屈、いつもどのように対応していますか?

「屁理屈言うな!」
「常識に従いなさい!」
「普通は◯◯だから△△しなさい!」

というのは
「自分の頭で考えるな!」
と言ってるのと同じ

子ども自身の持てる力を総動員してなんとか危機を切り抜けようと「自身の主張を言葉にし、意見の違うお父さん・お母さんを納得させよう」としているのが屁理屈です。

これこそ「言語化力」「論理的思考力」「交渉力」のこれ以上ない鍛錬方法ではありませんか?子どもの屁理屈を教育に活用しない手はありません。

問答無用で言うことを聞かせるのではなく、屁理屈の論理の穴を一つずつ突いていくことで、「こういう根拠は使えないんだな」「話がつながっていないと突っ込まれるんだな」 といったことを実践で勝手に学んでいきます。言い負かされると悔しいからです。次はどうやれば言い負けないか、と日々成長していきます。

お父さんお母さんの認識も改める必要があります。

「屁理屈」

「自分の意見を主張している」

と解釈しましょう。残念なことですが世間には自分の意見が主張できない大人が増えています。お子様が自分の意見を主張できる大人になったら嬉しくありませんか?

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屁理屈に付き合う具体例

Before

👦:スイッチ買って!皆んな持ってるから、持ってないと仲間はずれにされちゃう!ボクが学校でイジメられてもいいの?

父:よそはよそ!うちはうち!屁理屈言わない!

👦:(ショボーン)

After

👦:スイッチ買って!みんな持ってるから、持ってないと仲間はずれにされちゃう!ボクが学校でイジメられてもいいの?
(イジメられたらかわいそうって思って買ってくれるはず!)

父:今の学校の友達は、スイッチ持ってないだけでイジメてくるの?キミはそんな友達と仲良くしたいの?

👦:いや、イジメられるまではいかないんだけど、スイッチの話についていけなくて仲間はずれになっちゃうの。
(たしかにそんなことでイジメてくる人とは友達なりたくないなぁ。イジメられるとか嘘を言うとダメなんだな・・・)

父:学校でどのくらいの時間、スイッチの話題が出るの?

👦:休み時間に話すから、10分くらいかな。

父:毎日話すの?

👦:うーん、毎日ではない。
(スイッチの話してる時間、よく考えたらそんなに長くないな・・・)

父:たまに話に出て、その10分間だけその友達の輪に入れないのね。クラス全員でスイッチの話をするの?

👦:ううん、3人位。

父:じゃあ残りの27人は違うことしてるんだね。「みんな」がスイッチ持ってるわけじゃないんだね。

👦:えっと、、、よく遊ぶ友達「みんな」って意味で言ったんだ。
(たしかにほとんどの人はスイッチの話してないなぁ。「みんな」って言葉を使うときは気をつけよう・・・。)

父:その27人の中には1人も友達いないの?

👦:いるよ!ボク友達は多いほうだよ!

父:じゃあスイッチの話が出たときは、他の友達と話せば解決だね!仲間はずれにならないね、よかった!

👦:あっ・・・そうだね。
(仲間はずれになっちゃうって言ったのに、友達多いって自信持って言っちゃったらそりゃダメかぁ。矛盾してるもんなぁ。悔しい・・・。)

父:でももしお父さんを納得させてくれたら、買ってあげてもいいよスイッチ。

👦:ほんとに!?わかった、お父さんが納得してくれる方法考える!!
(でもどう言えば納得してくれるんだろう?「頭が良くなる」って言ったらいけるかも??嘘にならないように話を組み立てて、明日もトライしてみよう!)

まとめ

・AIロボット時代には「国語力(人を動かす力)」がより重要に
・人を動かす力 = 言語化力、論理的思考力、交渉力
・子どもの屁理屈に付き合うことで伸びる
・親は「屁理屈 = 自分の意見を主張している」と捉えよう

さいごに

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