2024年の終わりに

こんにちは
スタッフAです。
早いもので本日、2024年最後の出勤です。

朝、駅の近くで鳥が一列に20mくらい連なって飛んでいるのを見ました。
ところどころ綻びはあるものの、青空をバックにそれは風呂の中でたゆたう髪の毛のようでした。

その様子を見てはたと、気になりました。
あの先頭にいる鳥は、意志を持って列を先導しているのだろうか?
あるいはたまたま、飛び上がったところについてきたのがいて、それについてきたのがいて、それに…って本人が気づかないうちに列になってしまっただけなのだろうか?
でも、鳥は振り返れないだろうから、まさか自分の後ろにそんな長い列がついてきているなんて気づいてもいないんじゃないだろうか。
何の気なしに飛び上がって何の気なしに降りたら後からザバババっと降りてきてビックリするんじゃないだろうか…

しかし、何にしても、意志のあるなし関係なく、先に飛び上がった鳥についていって一団が動いたことは間違いないと思うわけです。
そこに意志や意図がなかったとしても、集団がひとつになって飛んだことは間違いないし、前の鳥のことしか見ていないとしても、それによって結果的に同じ場所に到着するんですよね。

TEN colorsにもそういうところ、あります。
この場合先に書いた「意志のない」とか「意図のない」というのはあてはまりませんが、鳥達がえいっと飛び上がるように、ひとまずみんなで飛んで行ってみようという心待ちがあります。

話は変わりますが、前回ご紹介した1on1についての今年最後のミニセミナーで、我らが代表古川が一番強調していたこと、それは信頼関係の構築でした。
「相手を信頼していないと心の内を明かせない」
当たり前だけれど、ではその信頼関係を築く事に心を砕いていますか?ということですね。

実はTEN colorsでは、1月から職員同士の1on1が始まります。
通常代表と行っている2週間に1回の1on1とは別に、質問力を高めることを目的として行われます。
質問が思いつかないなど、苦手とする職員もいる中で、お互いに対話することで質問力を高めて、果てはお客様のニーズに気付けるようにしたいという思惑があります。

目的が共有されている点で、前述の鳥達とはまたちょっと違うかもしれませんが、いろいろ考えて飛ぶのをためらうより、少し列が乱れてでもまずはみんなで飛ぼうという気持ちで、お互いの信頼関係を礎にして始める企画であることは間違いありません。
このメンバーでなら、一緒に飛んで目的地に到着できると、お互いに思っているはずだからです。

2024年の終わりにそんなことを考えながら、来年は何度飛び立つ事があるだろうと不安と期待の入り混じった思いで仕事納めとなります。

TEN colorsとつながってくださる皆様の2024年のご愛顧に心より感謝しつつ、2025年が更なる飛躍の年にならんことを祈念して、今年最後のnoteといたします。
皆様良いお年をお迎えください。



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