見出し画像

かんどうをふたたび

こんばんは。
SHIROです。

本日は心療内科の受診日。
こどもを保育園へあずけ、仕事モードでピリつく妻から逃げるように、私は外出。

病院に到着。順番がまわってきて、先生に色々相談をしました。

転職活動をゆっくり進めて良いか。
寝つきが悪いのでお薬を変えてもらえるか。など

諸々解決し、病院、薬局をあとにする。
今帰ってもなあ、、、。

よし決めた。“おかわりスラムダンク”に行こう!

鬼滅の刃がスクリーンを埋めまくってると思いきや、どうやらスラダンもまだまだ人気が衰えてないようで、ちょうどハマる時間に上映があったので行くことに。

お腹が空いて集中できないとまずいので、セブンでアンパンを1コ買い、かじりながら映画館へ。

公開からだいぶ時間が経ってるのに、結構お客さん入ってる入ってる。

以下、少々ネタバレを含む文章を書きますのでご注意くださいませ。
それでも文句をぶつける方がいらっしゃるようであれば謹んで申し上げます。

観てないあなたが悪い(笑)

家事、仕事などを、どなたか信頼できるお方にお願いして、今すぐ劇場へ走ってくださいませ。




やはり冒頭のソウちゃんリョーちゃんが練習してる様を観てるだけで
ほんのり泣けてくる。すでに1回観ていると。

あのとき使ってた青と黄色のバスケットボールが欲しくなり、終演後すぐAmazonで検索しました。

そしていきなり
ちょっと話がズレるかもしれないが、数年前に行なわれたラグビーW杯などの際に「私、にわかなので、、、」と頭につけた上で色々コメントが飛び交っていた気がする。

しかし“にわかファン”がいなければムーブメントは大きくなっていかないだろう。

だから、にわかだから、、、とか
新参者だから、、、と及び腰になる必要は全くないと思った。

私は色々な人に笑われて、呆れられて生きてきたが、本当に本当に“スラムダンク弱者”なのだ。

観てなくて悪いか?
読んでなくて悪いか?
マウントとってくる人らに対して、キャラポスの彼らのような調子で、心の中でそう言い返していた。

だから、登場人物の話をする時に、わかったような口振りで、ゴリがどうだとか、りょーちんがこうだとか、迂闊に言えなかった。

しかし、もうそんなことはどうでもいい。マジでどうでも良い。

本作を見て私は湘北高校バスケ部の彼らのことが本当に本当に好きになった。格好いいと思った。

ポジションの名前とか分からなくていいじゃないか。感動できれば。心にブッ刺されば。

劇中に、お父さんかおじいさんに連れられて試合を見に来た少年が小さく映る。バスケに興味がなかったようで、しばらくゲーム(あれ、時代的にSwitchじゃないよな、、、?たぶんゲームボーイだよな)をやっていた。しかし終盤、試合が激盛り上がってくるとその手を止めて、湘北と山王の試合に夢中になっていた。

たぶん桜木花道がパンフレットをメガホンのように丸めて、会場全体に「俺たちはヤマオウに勝つ」的なことを吠えたあたりからだ。ゲーム少年が試合に釘付けになったのは。

これを見ていて思い出したことがある。新庄剛志氏が日ハムのビッグボスになったときのことだ。

あのとき私は今まで興味が無かった野球を、少し見てみたくなった。
結局見てないが。

でもたしかにちょっと心が揺れたことを覚えてる。

だから、私バスケ分からないからとか、ヤンキーモノなんじゃないのとか言わず、ぜひ一度観に行ってほしい。ザ・ファーストスラムダンクを、劇場で。

プライム、ネトフリ、円盤、金ロー等を待たずに、劇場で。

あとその、りょーちんのお母さん。
劇中で描写されなかっただけかもしれませんが、心療内科や精神科、カウンセラーの所へ行くことをオススメしたい。

妹は何度見ても、ヤケにメンタルが強そうだ。

そして今回私は、りょーちんがお母さんにお手紙を書いたあたりから
ダーダー泣きまくっていた。

前回劇場鑑賞し、そのシーンに入った際、斜め前あたりのお客が少々デカめのイビキをかきはじめたのだ。そのためよく聞こえなかったのだが今回はそれがきちんと聞こえ、涙が堪えられなくなった。

そして私は昔から、いわゆる泣かせにくるシーンで泣くだけでなく、尋常じゃないほどカッコいいシーンというものに涙腺が刺激される体質のようだ。

「そんなタマじゃねーよな」

流川選手、今回あまりたくさん映らなかったように感じたが、あの一連のアレがもうたまらなく格好良かった。

そして試合最後の10秒くらいの
スピードと無音が、いままで体感したことのない、なおかつ今後体感することができないんじゃないかと思うほどの演出だった。

今回、2回目の劇場鑑賞だったが
それでもなぜか、勝てるのか?勝てないのか?とハラハラとした気持ちで見ている自分がいた。

2回目の鑑賞も本当に楽しかった。
感動した。

劇場をあとにし、帰宅。

現実に戻ってきてしまった感、、、。

そこにはピリピリピリピリした妻がいた。ハリウッドザコシショウかw

2回目を1人で観てきたことは墓場まで持っていこう。たぶん色々言われる。

そんなことはいいとして、スラムダンク、うつ病を患っている私にとってとても良い映画だと改めて思った。

ありがとうスラムダンク。少し元気が出たよ。ありがとう。

あ、あと、10-FEETのエンディング曲は誰が何と言おうと好きです。
毎日聴いてます。

SHIRO
シロー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?