どうして「ギリ寝」になってしまうのか?

どうも、ナザレです。いつもお読みいただき、ありがとうございます!

突然「ギリ寝」と言われても、何のことかわからない人が多いでしょう。
「ギリ寝」とは、「朝、ギリギリまで寝ること」を指しています。

皆さんは、朝、どんな過ごし方をしていますか?
通勤時間帯は何時くらいでしょうか?
満員電車はもはや日本の風物詩でありますが、それを避けられたら良いですよね。

『朝、余裕をもって起きて、ゆっくり朝食をとり、歩いて駅まで行く。
そして、満員でない電車に乗り、座って新聞を読んだり、読書したりしながら職場の最寄り駅まで行く。
職場近くのカフェでコーヒーを飲みながら、今日の予定やタスクを眺めながら、思索を巡らす』

上に書いたことを毎日できたら最高ですよね。
でも、実際は皆さん、「ギリ寝」なんですよね。わかりますよ、その気持ち。

「ギリ寝」で起きると、朝はまさにジェットコースター。
『朝食は食べない、もしくは飲み物のみ。食べたとしても、果物やパンなど軽く食べられる程度のものでしょう。
その後、速攻で着替えて(女性なら化粧もして)、駅まで走る。
息切れしながらホームまで行き、駆け込み乗車で体を電車に押し込む。
電車内では押し合いへし合い。電車を降りたら改札まで早歩き。
改札を出たら、職場までにある横断歩道はすべて信号無視。
そして、一気に職場のビルまで走り込む。』

多少、誇張してますけど、皆さん、状況はだいたい似たようなものではないでしょうか?
「ギリ寝」をしている人は、職場までの行程で、せかせかしてますよね。
まぁ、せかせかしてないと遅刻するわけだから当たり前なんですけど。
なんか生き急いでいるような印象を受けます。
何をそんなに生き急いているのか、もっとゆっくり生きたらどうかと言いたい人もいるかもしれません。

しかし、「ギリ寝」している人は、生き急いでいるのではなく、生き遅れているのだと私は思っています。
要は、すべてが遅れているために、直前を急ぐしかないのです。

では、何が遅れているのか?
①家を出る時間が遅い
②朝食とったり着替えたりする時間が遅い
③起床時間が遅い
④就寝時間が遅い
⑤夕食や風呂の時間が遅い
⑥帰宅時間が遅い
⑦職場から出る時間が遅い

いろいろと羅列してみましたが、①〜⑦までは密接に連動しています。
仕事を終える時間が遅くなれば、家に着く時間は遅くなります。
そして、夕食などの時間も遅くなり、寝る時間も遅くなる。
寝る時間が遅くなると、睡眠時間が短くなるので、朝起きるのがつらくなります。
こういった一連の流れを経ると、当然「ギリ寝」になりますよね。

つまり、どうして「ギリ寝」になるのかいうと、いろいろ遅れているからなんですね。すべての行動が後手に回っているために、どこで帳尻を合わせるかというと、直前しかないわけです。
だから、直前に急ごうとすると、生き急いでるように見えるのです。
繰り返しますが、生き急いでいるわけでなく、ただ遅れているだけなのです。

で、結局何が言いたいのかといいますと、「急ごう」ということです。
結局、急ぐんかい!と突っ込まれそうですが・・・。
急ぐといっても、先手先手で動くという意味です。
早く起きるために、早く寝る。早く寝るために、早く帰る。
至極当たり前のことなんですが、この一連の流れを意識することで、行動は変わってくると思います。

なんとなく「ギリ寝」は良くないと思うのではなく、早く起きるための行動を意識して実行していくわけです。
デッドラインを決めると、納期を逆算して、うまくスケジュールを組んで行動できますよね?
これと同じです。皆さんが仕事でやっていることを、プライベートにも適用するだけです。

なので、とりあえず「朝、何時に起きるか」というデッドラインを決めてしまうのです。それを決めたら、スケジュールを逆算していき、早く寝るために何をするか、早く帰るために何をするかを考えて実行していくのです。

ここで重要なのは、何をやるかだけでなく、何をやらないか、もしくはあきらめるかを決めることです。
やりたいことを全部やってたら、早く寝ることなんてできません。
だから、早く寝るために行動をシンプルにしていく。これが大事だと考えます。

そろそろ春が近づいています。まさに卒業シーズン真っ只中です。
この春、我々も「ギリ寝」から卒業し、新しいステージへ進もうではありませんか。

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