ヘモグロビン濃度が11.0に改善

 入院治療開始から1年が経過した初めての血液検査。嬉しかったのは、貧血の値が改善してきたこと。もちろん、徐々に改善の流れにはあったが、なかなかヘモグロビン濃度は11.0の壁を超えられなかった。10.9になったと思えば、前回は10.3まで下がってしまった。

 ところが今回は、赤血球数が3.30、ヘマトクリット値33.1、そしてヘモグロビン濃度は11.0と改善。3.3、33、11の壁をすべて超えた。この状態は、2018年7月21日の健康診断以来の回復だ。約2年目の値に戻ったことになる。もちろん一時的なことかもしれないが、初めて戻ったことに感激した。

 その他の値は相変わらずだが、昨日、蜂に刺された割にはあまり変化がなかった。炎症反応は0.2と少し悪化したものの、指の腫れもさほどひどくなく。手袋の上から刺されたことや、早めの処置が良かったのかもしれない。

 8月末の検診で、いよいよ今後の診療方針が見直されるかもしれない。血液検査の値も安定しているからだ。主治医はレプラミドなどの抗がん剤を飲み続けている割には、血液の値の変化が少なく安定しているとのこと。また、前回の骨密度検査結果の若年者に比較して78%というのは、ステロイドを投与している多発性骨髄腫の治療中の状況としては悪くない値だそうだ。

 ちょっと、カルシウム濃度が低下しているので、帰りに「食べるいりこ」をスーパーで買って帰った。さっそく食べよう。次回の血液検査に期待。

 

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