薬は朝飲んでも夜飲んでもよかったんだ

 多発性骨髄腫の治療を始めて1年が経とうとしている。治療開始から毎日薬を飲んでいる。すでに350日は何らかの薬を飲み続けている計算になる。はっきり言って飽きてしまった。最近は、飲むタイミングもばらばらになりがちで、このままでいいのかと思うくらいだった。

 つまり、薬の管理がおろそかになってきていたわけだ。主治医に前回の診療の際に、相談してみた。結論は、夜に全部の薬を飲むことにしましょうとのこと。確かに、夕食後から就寝前にすべての薬を飲むことにすれば、管理が相当楽になる。なぜ、これまでその助言がなかったのだろうか?

 抗がん剤もステロイドも抗ウィルス剤も胃腸薬もすべて一緒に飲んでよいそうだ。こんな簡単なことなら、なぜに最初からそうしないのだろうと、逆に疑問になってきた。確かに、当初は10種類近くの薬剤を朝、晩に分けて飲んでいたが、今や5種類しかない。精神的にきつい時期もあった。そんなときに、薬を飲む時間を気にする負担が生じる。

 これが、高年齢者だったら、なお、おっくうになるのではないだろうか。患者の負担を少しでも軽減する投薬を最初からできないものか?知識のない患者は医師のいうがままに薬を飲むしかないのだから。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。