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確実にできる汚部屋からの脱出方法2(業者を選ぶ)

汚部屋になったきっかけ

もともと整理整頓が苦手、というレベルではなく壊滅的にできなかった私ではありましたが、部屋が汚部屋になるとできる範囲で何とか片付ける、というレベルの低いサイクルを回していました。(それでも普通の人から見れば「かなり散らかった部屋」レベルだと思います)

そんなサイクルを回せなくなったのは2011年3月11日、そう、東日本大震災の日です。私が住んでいる地域では震度5でしたが、机の上の棚に置いていたものや床の上に積んでいた本などが一斉に崩れてしまい、一瞬で「できる範囲で何とか片付ける」レベルを超えました。その後は「必要最低限な範囲」で部屋を使うようにし、それ以外はアンタッチャブル、不可侵の領域となったのでした。具体的には、ドア~机~クローゼットまでの通路を確保することで、部屋でPCをいじる、会社や遊びに行くときに着替える、といった生活に支障は感じませんでした。

ネット検索をしてみる

毎年のように「今年こそは何とか部屋を片付けたい」と思い、ネットの記事や勝間和代さんの本を読んだりしていましたが、前回の記事の通り、自分だけではまず最初の「捨てる」がなかなか進められません。そもそも自分で片付けられる範囲を超えています。このままではさすがにまずい、と思い始めたのは5年ほど前。そこからネットで「汚部屋掃除」「ゴミ屋敷」などをネットで探すようにはなりましたが、持ち前の愚図な精神を発揮し、ネットで検索→業者をいくつかピックアップすると満足する、を繰り返していました。実際問題として、仕事や家庭の都合で家にいる時間があまりとれなかったこともあり、部屋が汚くてもそこまで支障はなかったのです。ついでに言えば、いくら業者とはいえ、「こんな部屋を他人に見せたくない」というどうしようもないプライドもあったんだろうと思います。

コロナでテレワークをたまにするように

そんな状況でコロナ渦が発生し、たまにテレワークをするようになりました。我が汚部屋でも業務をすることも稀にありましたが、そもそも埃だらけで健康にも悪く集中もできないため、家族の部屋を借りてテレワークをする日々。そのせいか、家族の部屋の椅子がキィキィと軋んだ音を出すようになってしまい、いい加減自分の部屋を使ってくれと言われたのが2021年夏。いよいよ本格的に部屋を片付ける必要が出てきました。

「くらしのマーケット」を活用して業者を決める

10年以上にわたって先送りを繰り返していた私の重い腰がついに上がったのは2021年8月後半。理由は思い出せませんが、なぜだか急に「家族も文句言ってるし、部屋を綺麗にしなければ」と思ったのです。そこで、まずは想定価格を決めました。1部屋で食べ物系のゴミが無ければ高くても10万程度かな、というのがゴミ屋敷清掃のHPなどを見て思ったことです。ただ、そもそもそれが妥当かどうかもわかりません。そこで「くらしのマーケット」を使い、数社に見積もりを依頼してみます。汚部屋の写真を撮って送ることで概算見積もりしてもらうと、以下のような回答でした。

  1. 業者A: 写真から見ると本が多いためかなり重そう、概算で12万。

  2. 業者B: 写真だと10万前後。詳しい見積もりは現地調査が必要だが、立て込んでいる

  3. 業者C: 見積もり出すのですぐに現地調査しますよー

ということで、とりあえず業者Cに現地調査を依頼したら3日後の土曜には調査に来てくれました。非常に感じのいい担当者さんで、部屋の汚さなど気にすることなく、手際よく机のサイズやゴミの量を計り、1時間もかからずに調査終了。プロ意識、と言ってしまえばそれまでですが、いままで業者に頼むかどうか悩んでいた時間がバカバカしくなります。翌日には見積もりで「6万円」とのこと。想定金額よりもずいぶんと安く、担当者さんもとにかく安心できそうだったので、業者Cにお願いすることにしました。実際の片付けは次の土曜に決まったので、見積もり依頼~片付けまでわずか10日で終わることになります。汚部屋に悩んでいた10年間はただただ本当に無駄でした。

まとめ

・ネットで検索しても部屋は片付かない。
・くらしのマーケットで見積もりだけしてみるのも良い。
・「汚部屋に悩んだ期間:10年 VS 見積~片付終了: 10日」 

汚部屋に悩む人は見積もりだけでも試してみてはいかがでしょうか。

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