見出し画像

赤ちゃんと過ごしたらシンガーソングライターが3人生まれた

娘が生後6か月になりました。

まだ保育園に通っておらず、よく接しているのは私と夫、近距離別居の私の母くらい。そしてその3人に表れた変化から、私は疑念を抱きました。

「赤ちゃんと過ごすと、人はシンガーソングライターになるのでは?」

育児のなかで私たちになにが起きているのか、書き残してみます。

歌うことが増えた /科捜研の女

娘が誕生してから、3人とも歌うことが増えました。

というのも、抱っこしてあやすとき、一定のリズムで揺らすことが多い。
そして、あたま空っぽ虚無状態のまま延々と揺れ続けるのはしんどい。
そのうち勝手に、リズムに合わせてなにかしらの曲が脳内再生される。
脳内再生されたものは、やがて口からも出てくる。
こうして私たちは歌うようになりました。

ちなみに我が家の場合、その曲は「科捜研の女」のテーマに収束しました。

どういう訳か娘はこのリズムが落ち着くようで(私の歩く速さに近いのかな)、今ではぐずり始めたら必ず「科捜研の女」を歌いながらズンズン揺らしています。

インスト曲なので「たーん♪ たららーん♪ たたらん♪ たらん♪ 」て感じですが。

替え歌を始めた /いなばライトツナ

首がすわったころから、ぐずったとき以外にも歌うことが増えました。
両脇を支えながら曲に合わせてゆらゆらさせると、キャッキャと喜ぶようになったのです。

テレビCMに合わせて、というパターンが多かったのですが、やがてこの時期よく流れていた「いなばライトツナ」のCMソングに収束していきました。

動画のコメント欄を見ると、このCMで喜ぶお子さんが多いみたいですね!

さらに、いつしか曲中の「いなば」を娘の名前に置き換えて歌うようになっていました。

○○○♪ ○○○♪ ○○○のライトツナ♪
ライトツナは♪ ○○○♪ 

3文字の名前ならなんでもいけますね。

オリジナル曲 /空飛ぶ○○○ など

何度も何度も娘とキャッキャしているうちに、「いなばライトツナ」から逸脱してよくわからないオリジナル曲に変貌していくという道のりをたどりました。

しまいにはオリジナル曲が増えてきました。

<オリジナル曲1 空飛ぶ○○○>

○○○は空飛ぶ♪ 空飛ぶ○○○♪
空飛ぶ○○○は ぷかぷかよ~♪

私が生み出してしまった曲。娘を抱えて移動させたときに、空を飛んでいるみたいだと思ったのがきっかけです。

<オリジナル曲2 ○○○ちゃんはかわいいね>

○○○ちゃんはかわいいね♪ (おう!)
○○○ちゃんはかわいいね♪ (おう!)

これは私の母が生み出してしまいました。カッコ内は合いの手的なものです。

夫も一時期謎のオリジナルソングを歌っていました。最近聞いていないので詳細は失念してしまいましたが。

こうして私たちはシンガーソングライターになった

私はもともと趣味で音楽を少しやっていて、PCで曲をつくったりもしていたのですが、インスト曲メインで歌ものはほぼ作っていません。母や夫にいたっては、作曲なんて考えたこともないそうです。

赤ちゃんがもたらしたクリエイティビティ、すごい。


そして、できればこれらの曲を忘れてしまう前に音源にしたいな、と思っています。幸いにも趣味のおかげで環境は整っています。

画像1

育休中の今はまったく作曲ソフトを立ち上げていないのですが(子どもが寝てやっと手が空くけれど、音を鳴らすと起きてしまうし、ヘッドフォンをすると泣き声が聞こえない)、もうじき仕事に復帰するので、在宅勤務の日のお昼休みにでも少しやってみようかな、と思っています。

ただ、歌ものなので、歌唱力の問題が……。
私は歌がへたなのです。

とりあえず、やってみてから考えます!


最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?