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今日のス すっと馴染む靴の話

運動の専門家が、ハイヒールは身体に悪いという話は、本当か嘘か?という話題について書いてみます。

目からウロコだったのは、靴職人の谷口昇さんに、偶然、皮革協会のショールームでお会いして、谷口さんから、話を聞いてからです。

谷口昇さんは、靴職人で、上皇后美智子様の靴を手がけた実直で研究熱心な凄い職人さんです。

皮革協会のショールームに寄った時に、そういう方だと知らずに、皮革協会のショールームスタッフに、今日は凄い職人さんが、いらしているんですよと話してくださり、ハイヒールのヒールの話を聞かせていただいたのでした。

先に結論を言いますと

ハイヒールが身体に悪いのではなくて

身体の動きに合わないハイヒールがたくさん作られている。

ハイヒール👠について、作る側も、売る側も、履く側も、あまり知らないし、理解していない。

ハイヒールを履くには、筋肉と体幹は、必要。

それと、盲点はハイヒールは身体に悪いと書いている人のほとんどは、実際にハイヒールを自分で、履いたことがない男性だということです。

ハイヒールは、身体に悪いということを、検証をしないで、健康本に書いている関係者が多いです。

靴職人の谷口昇さんは、ハイヒールを作る過程で、実際にご自分で履いてみたそうです。

履いてみて、身体に力が入る場所が、下腹部だったり、背筋がのびたりして、いい点もたくさん見つかったそうなんです。

これは、実際にそうで、カカトの低いペッタンコの靴は、痛くならないから、身体にいいと言えない点が沢山あります。

子宮周りの腸腰筋は、かかとを上げている時に動きやすくなりますし、スネの筋肉は、カカトをあげて鍛えていけます。なんといっても、バランスをとる意識がずっと続くのは全身にもいいはずなんです。

爪先が痛い=身体に悪い

そうでも、ないらしいらというところから谷口さんは、ヒールのカカトの位置と、身体の重心が、ヒール靴を楽に感じるヒントではないかと、研究をされて、飛行機のスタッフや、仕事でヒール靴を長時間履く女性達に、このヒール靴は履いていて楽だと言われる靴を作られています。

ノウハウを外国に、売らないかという誘いもあるようですが、日本の靴職人さんたちを、育てて支援していくことを、大切にしているのだそうです。

身体に悪いとは、どんなことなのか、身体にいいとは、どんなことなのか、鵜呑みにしすぎず、疑心暗鬼になりすぎず、カラダだって、楽して楽しい!は実現できるはずです。



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