自慢

最近友人の自慢にすごく悩まされている。友人はものすごく勉強ができ、そしてものすごく自慢をする。

そしてよく喋る。

「俺この前の模試偏差値〇〇だったわー。すごくね?」

「俺学年順位〇〇位だったわー。お前は?」

「この問題俺完答してやったわー。」

僕と友人の会話の支配率は9:1だろう。

友人を見ていると、人間ってのは話すのが好きで、人の上に立ちたがるんだなあと思う。

これが悪いことだ!と断言する訳にはいかない。僕はまだ世界の一部しか知らないからだ。

けれども毎朝電車で会うたびに一方的な自分語りをされるのは、ストレスも溜まるし、ムカつく。

思えば、こんな感情を抱いたのは、高校に入ってからだった。

進学校であるが故に友人たちとの会話は基本的に勉強のことになってしまう。

正直なところかなりキツい。

しかしながら冷静に考えてみれば、あと少しだけ努力して、受験に合格すれば、好きなことを学べる大学に行けるではないか。

退屈な高校を抜け出した後には、夢のような大学生活が待っている。

よし、後もう少しだ。頑張ろう。

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