Rerep開発チームにおける教育

このツイートを見て今の開発チームの教育について自分の思惑をまとめてみました。

新しく入ってきたメンバーがチームに馴染むためには、設計にこめた思想に対する共感を得ることが一番重要だと思っています。

その上で、技術的に不足している部分があればキャッチアップをしてもう。

Rerepのサーバー側で大切にしている思想はいくつかありますが、代表的なものを2つあげます。

1. 環境の一致

2. 機能開発のスループットの最大化

これらの2つは下記の資料で言及しています。


これらの思想を何度もすり合わせることによって、採用している技術のキャッチアップが単純に学習するだけより効率よくなると考えています。(腹落ちする)

この共感を得るためには、単純な知識の習得よりかなりの時間を割く必要があります。(より密にコミュニケーションを取る必要がある。)

共感がない状態で開発に入ってもらうと、レビューに時間がかかったり、悪い場合だと複数の思想がはいりこんだコードが出来上がったりします(これが一番メンテ大変。。。)

Rerep開発チームでは、この共感を得ることを教育に含めて考えています。

教育へのリソース確保

巷には教育に関するHOWは溢れていますが、そもそも教育をするためのリソース管理についてはあんまり話に上がって来ないですね。

教育をする前に考えなければならないのは、リソース配分と人員計画。

教育に割けるリソースがどれくらいあるかによって、増やせる人数が決まると思います。

教育にリソースが割けない場合は人員を増やすのをやめましょう。

リソースを割けない状態ので人員増加はいわゆる技術的負債の増大に繋がります。

教育に割けるリソースを確保するには、当たり前ですが、その分余裕がある状態にしておかなければなりません。

そのためにも、常に開発効率を最大にしつつ余裕がある状態を作り出せる必要があります。

これは、特に成長しているスタートアップだと難しいのはわかりますが、常日頃から意識しておく必要があると思います。

要望があればRerepでの開発効率化の取り組みはまた別の記事で紹介できればと思います。

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