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家電量販店でSIGMA 28-45mm F1.8 DG DN | Art について、あれこれ言ってる声が聞こえて

SIGMAの最新レンズである 28-45mm F1.8 DG DN | Art 世界初のフルサイズ解放F1.8通しのズームなので、注目が集まっている。
家電量販店に立ち寄った際に、このレンズを見てあれこれ言ってる人たちの会話が聞こえてしまったので、「色々な考え方があるもんだな〜」と、唖然としたり感心したりしたので記録に残したいと思う。

人間というのは欲深いもので、出来上がった製品に対して「あれがこれが」と文句を付けたくなる人も一定数いる訳で、そのような意見もメーカーがマーケティングをするにあたって貴重なご意見だったりするので無下にはできない、、、事もあるだろう(笑)

「30代と思しきビデオグラファー風の3人組」
私の目の前にあるレンズを見て「でかっ!めっちゃデカイな〜これはデカすぎやろ〜」を少なくとも3回は大きな声でリピート。
φ87.8mm x 151.4mmのレンズが「そんなに大きいかな〜?」と心の声
次は手に取って「おもっ!めっちゃ重いやん、これは無理やろ〜」を少なくとも2回はリピート。こちらも周りにアピールするような大声(ちなみに売り場には私しかいない)
質量960グラムは彼にとって、大騒ぎするほど重かったのだろう。
違和感を感じた。

彼のパフォーマンスを言語化すると、さながら『人智を超えた超絶巨大重量級マンモスレンズ』と言った感じであるが、現実は台の上にちょこんと置いてある、コンパクトなズームレンズである。
しかも、インナーズームなので画角を変えても全長が伸びない仕様である。

お次は別のメンバーが「パンフレットの写真が実寸じゃないやろ、詐欺やん」と大きめの声。このトリオは、大きめ声と室内サングラスと柄シャツがトンマナなのだろう。ちなみに「実寸」とは何処にも記載されていない。近くにあった24-70mmF2.8 DG DN | Artの2型を手に取り「むしろこっちと同じやんな、このパンフレットの写真嘘やん、いや?、そんな変わらんか?」と言ってまた28-45mmF1.8を手に取りパンフと比較するが、24-70mmのパンフと混ざってしまい「あれ?どっちやったっけ?」と、2本のレンズを交互にパンフレットに当てがう。
先日リニューアルされ、コンパクトで軽量化された24-70mmF2.8 DG DN | Art 2とどっちがどっちか分からなくなった様だが、彼の右手に握られたレンズは、28-45mmF1.8 DG DN | Art な訳です。
即ち、コンパクト化された24-70mmと『人智を超えた超巨大……マンモス..レンズ』どっちがどっちか、よく分からなかったという事です。
右の腕力が著しく発達しているのだろうか?

そして3人目で大オチが来るのか?と期待して待っていたが「かはっ」という音声を発した後、皆で立ち去った。心の中で「なぁ〜んも言わへんのんかい!」とツッコミを入れざるを得なかった。


まぁ、色々と意見を言う人もいるが、このレンズはそれだけカメラユーザーの興味をそそる、素晴らしいレンズだと言うことである。

ちなみにまとめておくと、過去に発売されて神レンズと呼ばれ今でも愛用者が多い18-35mmF1.8 DC HSM | Art を考えると、画質をアップさせながらもフルサイズで、よくここまで小さく出来たものだと驚く。
「単焦点画質で凝縮感のある高性能ズームレンズ」である。

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