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#赤毛のアン
「赤毛のアン」のラストシーンの言葉
私は「赤毛のアン」が大好きです。
村岡花子さん翻訳の「赤毛のアン」シリーズも全て読んでいます。
しかし、一番好きな「赤毛のアン」は日本アニメーションのアニメ「赤毛のアン」です。
アニメ「赤毛のアン」のミュージックCDを衝動買して、それを聞きながら、なんとなくnoteを開いています。
アニメ「赤毛のアン」は、NHKの大河ドラマのように、毎年、一年かけて、名作をアニメ化して放送するという「世界名作
「赤毛のアン」の中の「不思議の国アリス」
おかげさまで、先日「不思議の国のアリス」の詩について書いた投稿が大変好評だったとの連絡を頂きました。
また人気映画「Everything Everybody All at Once」の英語について解説した記事も人気だったそうです。
最近は忙しくてたくさん書けないのですが、先週書いた記事総数二つ、そのどちらも支持されたことは嬉しいことです。
「不思議の国のアリス」の中の詩の続きを書こうを思って
アニメになった児童文学から見えてくる世界<14>:赤毛のアンのモデルになったピッパ
ルーシー・モード・モンゴメリ Lucy Maude Montgomery (1874-1942) の書いた名著「赤毛のアン Anne of Green Gables」は20世紀初頭の1908年に出版されましたが、作者自身の少女時代の19世紀後半の世界(1870-1880年代)がアンの物語の舞台。貧しい子供たちは満足に学校にも行けず、新しい鉄道が走り、アイスクリームを食べられることがとても特別な体験
もっとみるアニメになった児童文学から見えてくる世界<4>:日本化される外国文学
十年ほどの中断を挟みながらも三十年以上もの年月をかけて放映された世界名作劇場は総数二十六作ほどを数えるそうですが、原作は日本以外の国で書かれた作品ばかり。
自分にとっては子供の頃に世界中からの素晴らしい児童文学をアニメにおいて親しむことができたことは本当に貴重な体験で、のちにわたしが日本文学よりも外国文学に、日本の音楽よりも西洋古典音楽に、そして長じては外国に移住して暮らすようになったのも、おそ
アニメになった児童文学から見えてくる世界<2>:働かされる子供たち
十九世紀から二十世紀までの児童文学に顕著なのは、働く子供たちの存在。
先日紹介したエクトル・マロ原作「家なき娘」をアニメ化した「ペリーヌ物語」には、当然ながらたくさんの働く子供たちが登場しました。
旅中で出会う子供たちは誰もが働いていて、学校などには通ってはいません。十九世紀後半のヨーロッパの有様です。十三歳のペリーヌが辿り着いた工場のあるマロクール村の女工たちもペリーヌと同世代の少女たち。