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小規模事業者持続化補助金的東京世界運動大会日傘

小規模事業者持続化補助金(商工会議所版)が間もなく締め切られます。(商工会版はまだ始まったばかりです)。要項の表1:審査の観点 Ⅱ加点審査、、、つまりどういう点を審査するのかという要の部分に、聞き慣れた言葉の記載があります。

◇補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか。

小池都知事が東京オリンピックの暑さ対策「かぶるタイプの傘」の発表を行なわれました。ここに「東京都ならではの創意工夫の特徴」が見られるはずですが、モデルさんの寒々しい笑顔は横に置いたとしても、もし私が小規模事業者に、東京オリンピックの暑さ対策として「かぶるタイプの傘」を考えたのだが、、と相談されたら、再考を促すかも知れません。

では、少し検討して見ましょう。

審査項目にはどのようなものがあるのでしょう。


①自社の経営状況分析の妥当性
◇自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握しているか。
②経営方針・目標と今後のプランの適切性
◇経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか。
◇経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか。

東京という街の世界での位置づけや、強みを考えると「江戸」を意識した「三度笠風」。「可愛い」を意識したもの等、そんなアイデアが欲しいですね。「東京ならでは」ですよ。

東京(あるいは江戸)らしさを感じさせるものが、残念ながら見当たりません。オリンピックという「スポーツ性」も皆無です。

もしこれが「大阪万博」向けだったら、私は賛成です。
根底に大阪らしい「笑い」のテイストがあるからです。
又、南ベトナム解放戦線(ベトコン)をイメージさせる「コンラー」をも彷彿させ、スポーツよりも文化の香りが漂うからです。

「日傘」×「江戸・東京」

コンセプトは良いのですが、デザイン性と東京・江戸という視点からアイデアを磨き上げるように、話したいと思います。

京都なら和傘も良いですね


③補助事業計画の有効性
◇補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか。
◇地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか。
(共同申請の場合:補助事業計画が、全ての共同事業者における、それぞれの経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要か。)


マラソン時に想定される利用は、正直実現性は低いと言わざるを得ません。
熱さ対策としても日傘は限られていますし、そもそも選手たちへの視線が有りません。まだ、打ち水の方がイベントとして、実現可能性が高そうです。


◇補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか。
◇補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。

もう語る事は有りませんね。
こんな感じで、一緒にアイデアの磨き上げからやってゆきましょう。


少しトラブルがあって、旧アカウント消して新たに再出発。以前のアカウントフォローされていた方🙇。今度はゆっくりやります。