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【ローカルエリアでの飲食経営12ヶ条】

①恐れず尖れ

自分の料理やセンス、スタイルを信じて貫いていい。誰かの意見を受け入れ過ぎると無難になる平凡になる。突っぱねる勇気も大事。

②心も身体も鍋も磨け

経営者、料理人の前にヒトとしてきちんとする。態度、挨拶。身体も鍛える。病弱、貧弱な料理はヒトに感動を与えない。

③地域に馴染むな

地域を変えるのは若者、よそ者、馬鹿者、染まらず邁進すべし。後から仲間や協力者はついてくるはず。ついてこないなら②が出来ていないはず。

④食材を選ばず使え

信頼した生産者ならばその収穫したお野菜を形、サイズ、味とやかく言わず有り難く使う。食材に料理人が寄り添えばよい。柔軟な気持ちで調理する。お野菜作れないのにえらそうに語らない。そして光の当たらない食材に光あてよう。料理人の知識と技術を惜しげなく使おう。生産者様に喜んで戴こう。

⑤エリアの歴史を学べ

開業したエリアの歴史や文化や背景をしっかりと勉強して自身の料理に反映させる。

⑥土地を買え

土地を購入して開業するくらいの覚悟や信念がないとその土地の住民は簡単には受け入れてくれない。とりあえず居抜き店舗は時間の無駄ではないかと思う。土地に尽くす気持ちで。

⑦求めるな求められろ

誰かに何かを求めず、求められる立ち位置になり信頼を掴め。ひたすら誰かのお役にたて。見返りなんて絶対求めるな。

⑧発信する側になれ

郊外だから暇、郊外だからアルコール出ない、郊外だから………とか言ってる暇あるならSNSもきちんとする。こちらから発信していく。受け身にならない。やるべきことを全てやる。

⑨超ポジティブであれ

開業後に陰湿な嫌がらせや酷評などあるかもしれないけど真摯にポジティブになる。家族をスタッフを守れるのは自分だけだから。いつも楽しんで料理、経営する。必ずゲストに気持ちが伝わる。100%のゲストを満足は難しい。20%の貴重なファンを猛烈に大事にしたらいい。店は他にも沢山ある。選ぶのはお客様なのだから。

⑩景気のせいにするな

郊外は季節や気候も影響されやすいけれど天気や景気のせいにせず、出来ることをする。頭をフル回転する。落ち込む時期にイベントしたり、販売強化したりエリアに協力したり、お金にはならなくていいのでアグレッシブにいく。そこから見えた活路が沢山あったから。Spoonはコロナ禍であっても常に売上前年越えしているから。

⑪早起きしろ

誰かがまだ寝てるときに動く。一番頭が冴える時間帯に入るとゾーンにたどり着くことが出来る。少しでも仕込みして準備して感動してもらえるよう努力する。
よく寝坊や遅刻するヒトは信頼を得ることができない。早起き癖をつける。

⑫馬鹿であれ笑われろ

ヒトを馬鹿にしたり非難したりアラ探しするくらいならこちらが馬鹿になり笑われよう。馬鹿になれないと隙ができないのでコミュニケーションがとりづらかったりもする。どんどん馬鹿していいと思う。勿論、やることをきちんとやって活きる馬鹿を。

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