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心地よさは安易に手に入る時代


心地よい方を選択する


スピリチュアルや自己啓発では
よく言われますし
ほんと、その通り。

って思います。


時々ね…時々…


心地よい=楽=手抜き

というパターンがあるんじゃないかと
感じることがあるんです。


心地よい=楽=自分にフィット

個人的にはこんな感じ。



幼い時に、時間になると出てくるご飯

心地よいし、楽だし、自然と何もしない。
というラクさ。


学生の時や社会人になって
頑張って、苦労してゲットした何か

心地よい疲れみたいな
心地よい達成感みたいな

マイナスあっての心地よい感じ。


多分スタートが
ゼロかマイナスからかで

同じ6に辿り着いても
幅があるのだと思います。

厚み、深さ、密度みたいなやつ。


昔、デザインを半ば
命かけ気味でやっていた時。

本気で賞をとりたくて、
本当頑張っていて

勉強のためにイギリスの有名な大学がやっている
サマースクールにいきました。


英語もわからずだったので、
本当はディレクター講座に行きたかったけど
デザインの基礎コースに。。。

最終課題は、ロゴ作成から
架空の起業を作ってオリジナルブランドのデザインをいくつか出すというもの。

パソコンは使えないので、
全員手書きで、画用紙に描いてプレゼン。


全く英語喋られずに
もたもたしていた、おばちゃん日本人(私)が

急にスゲー完成度の高いデザインとコンセプト出した(笑)


どよっと場がわいて
先生から、

何で君はこのコースにしたんだ?

みたいに言われて、
英語喋れないから(笑)って答えるという。


ドラマのようなコントのような…
その日は、周りからもなんか認められて
ちょっと主人公っぽい!

正直、いい気持ちがしました!!

めっちゃ気持ちいいイイーーーー


でも、一時間後くらいに虚しくなりました。。。


いや、オイラプロだし。
一から考えるもの楽しいし、
本当の企業ではないので、予算とか考えられてないし
デザインとアイデアだけ…


こんなんで、
こんなところで、

心地よい?

うん。嬉しかったけどね
なんか、、、、


いや、


心地よくなってんじゃねーーーよ!!!!


(; ̄ェ ̄)


現実は企業、商品、色々と関わってきて
予算とか、担当者とその上とのやりとりとか

それらをまとめて
一つの答えを出していく
旗振って、立てて、全員そこを目指す

先頭、先陣きってまとめていく立場を目指してたじゃないですかぁ〜

(ちなみに目指してたのは、アートディレクターです(笑)一流はほぼクリエイティブディレクター並みなので無理だから、当時は三流を目指してたんだけど)


って。

イギリス他、北欧のデザインも見て回って

最後イギリスにもどり、
世界の若手デザイナーが集う
デザインエキシビションを見て帰るプランで

旅費他、全部個人で組んだので
100万円は越えていた旅。


何のために、ギリギリのお金で
旅に出た??

新人賞は年齢制限があったので、
もう後がない年齢。

新人賞取れないなら、この業界ではこれ以上は無いと
崖っぷちだった当時。

半ば自分への賭けでもあった当時。


今、アートディレクターはやってないし
失敗じゃなかったけれど、


あの時に悟りました(笑)


心地よい空間
心地よく学ぶ場


もしそれが、
承認欲求を満たすだけの場ならば、


その心地よさは違う!

と、思ったのです。



会社員でぼろぼろの時は、

ビジネスや心理学の講座で
気の合う仲間にであったりして
仲良くなって、


人と心を開いて話せるって
すごく素敵!

ありがたい!

と、心地よい場がありました。



それは、お互いに何か高めていきたい
みたいなモチベーションが共振していたのを感じます。



こーゆーのは、心地よいし
自分も引き上がる感覚で嬉しい!


しかし、人間だから
お互いに承認欲求とか
心理だと依存とか

期待なんかが生まれます。

すると、どこかに摩擦が起きる。


でも、こういった摩擦すらも
今ではありがたい環境で

ある意味では、心地よい?
ちょうどいい空間だったわけです。


こんなんいうと、
Mっぽいけど(笑)


でも、

至れりつくせり
求めたらすぐに手に入り
皆んなにチヤホヤされて

承認しない人は自分から縁を切り
承認とかイイねを求めてさすらって

身を削ることもなく、タダで消費、消耗しても
なんの気持ちもわかないような…

最悪、心地よい人に囲まれていいじゃん?みたいな
(いや、イイよ。羨ましい(笑))


そんなベルトコンベアー的な心地よい楽さは、
たぶんある程度は、楽しいけど、

そんなのはやっぱり嫌なんだな…。


そんなの絶対、成長しないじゃん。



え?成長とか要らない?
楽に楽しく早く引退したい?(笑)


そんなの他の人はそれでいいのですよ。
最近の若者はそれがイイらしいし。

そんなのは、各自の選択ですよ。



私はヤダーーーーーむりーーーーーー


っていう
思い出と決意が
イギリスで湧いてですね。


今の私を支えてくれています(笑)



基本、怠けたいので
支えになっているという話です。


当時は残念ながら、
どんなにデザインの勉強を頑張っても

コンマ何ミリ、
コンマ単位のカーブ、

このセンスは得られなかった…。


悔しいくらいに
自分にはその領域には到達できないって

本当にわかるくらいやったので、

我が人生悔いなし!(笑)


しかし!

デザインの好きなところ、
アートディレクターという仕事の好きなところ、


今のスピリチュアルな仕事で

全部できています!

(o^^o)



ここまで来るのに
諦めて、絶望して、

自分を掘り起こし続けて

15年くらい。


未だに悔しい(笑)


コンマの微細な世界は、
デザインではなく

リーディングや教える時に使えています。

たぶん、こっちのほうが
細かい(笑)



肉体を使うとコンマズレるんですね〜。

もう、デザインの腕は落ちてるので
仕事には出来ませんし、しませんが(笑)

昭和世代のせいかしら…

摩擦(ストレス)は少しだけ
強めにあるくらいが丁度いい塩梅。

ラケットのガットが強めにはると
ボールが飛ぶみたいな(笑)

弦の楽器は強くても、弱くてもダメ
ちょうど良い塩梅がよし。

この絶対なバランスを
時と場合で使い分けしているのは

全くもって、絵を描いている時のフィーリングなので
わたしには、困難でも上手くいかなくても

プロセスが心地よいのです。


上手く塗れなかったら
塗り足せばイイのと同じ。


サカサカ描いていくうちに
色が深くなる。




早く、安易に心地よくなれる昨今。

待てない人が多い…。

無駄を嫌う人も多い…。

無駄にスマホは見るくせに
本も動画も早回し(笑)
(時間短縮、有効活用は悪くないけどね。)


効率重視で見落とす何か。

早さとフィーリングで見落とす何か。




その何かは


たぶん命。


命の時間。
世界の命。
生きとし生けるものたち。
見えない生きるものたち。



私だって今なぜか
ダラダラとnoteをスマホで書いている(笑)


でも、書きたい衝動と
次に繋げる儀式でもあるので、本人は良し。


なんでも、
言葉にするのは良くないけど(笑)
(私のこと。)


なんでも、
どっちか、良し悪し、正しさにする方が

良くない(笑)

(良くないって、良し悪しつけときながら、その中に良し悪しがはいっている矛盾をお楽しみください)



本当はなんでもいいのですが、


人のことは人のこと。
自分のことは自分のこと。だし。


でも

自分がやっていることは、
人にも世界にも影響が及ぶこと。

息してるだけで、影響はある。


そう。

お互い様だからこそ、

人のことも自分の中にある。

だから、良し悪しをつけるのは
自分に良し悪しをつけることでもある。


本当に良いのは


結局、自分が心地よいと感じること。になる。


その心地よさを



疑える人でありたい。


疑える力は
信じる力。


だから、人を信じられる。


どんな時でも
大丈夫だよ!って本気で腹の底から言える
自分でありたい。



日々精進だなぁ…(´-`).。oO

やれやれ。









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