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【ラグビー大学選手権決勝 早稲田45-35明治 国立競技場】

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ほらだから言ったじゃん!先月の惨敗は全く当てにならないって。おじさんは勝つと思ってたもんね〜♫
…ヽ(;▽;)ノ泣

5万7345人。日本ラグビー協会が観客の集計を取り始めて以降、国内ラグビー史上最多の観客数という金字塔を打ち立てた伝統の大学選手権決勝のカードは、23年ぶりとなる伝統の黄金カード、早明戦。

今や無かった事にされてる感もあるが(泣)、特に80年代〜90代はラグビーがサッカーより人気スポーツだった時期があって、その最大の象徴が伝統の早明戦。

90年代は明治の天下、2000年代に入り、明治の没落からの清宮早稲田の天下、そして2010年代からは知る人ぞ知る、新興の絶対王者帝京の天下。
特に帝京は名将岩出監督のマネージメントの下フィジカル強化を進め、古豪達を蹴散らしまくる事9年…実に大学選手権を9連覇するという王者ぶり。

もはや絶対王者を超えて暴君🤣の如き存在ともなった帝京の10連覇目が昨年の年始で遂に止まった。止めたのは天理大学。そしてその天理を破って優勝したのが昨年の王者、明治。

そして今年度の大学選手権、絶対王者帝京はなんと正月を越す事も出来ず8強敗退。破ったのは中堅どころの新鋭、流経大である。

2000年代の清宮早稲田、関東学院の2強時代とは比較にならないレベルの戦国時代が今の大学ラグビーであり、優勝の価値は間違いなく当時を超える。
それは暴君帝京によってもたらされた。マイルストーンを示し続けた帝京に敬礼!

して近年の早稲田はというと、次期W杯の候補にも入るだろう世代最強のタレント、斎藤、岸岡、中野などを擁しながら当初は正月を越す事すら出来ない体たらく。創部100年という節目における優勝を悲願とした昨年度は明治に敗れて節目を飾れず。
その屈指のタレント達が最終学年の4年生となった今季、斎藤が主将となり満を持してキリの悪い創部101年目🤣の優勝を目指した早稲田斎藤組。

下馬評は当然昨季王者の明治だった。まず抱えるタレントの質が早稲田を超える。その如何ともしがたい質の差を見せつけるかの如く、先月の早明戦では6-37の完敗。
この完敗をたった1ヶ月でひっくり返せるわけがない、いやいやそれをひっくり返すくらいの伸び代が育成年代の特徴。

個人的には、スクラムをイーブン以上、明治の長距離キッカーを封じて、FW戦で後手に回らず斎藤に良いボールを渡す。この3つが出来れば彼と岸岡の最強HBコンビと世代屈指の「杭」中野で崩せる、とプレビューしていた。

最後の決勝は正に1ヶ月前の完敗の課題を見事に克服し、大学最強たるムービングフットボールを披露。見事にピークを最後の決戦に持っていき、作品を完成させた。
長い大学ラグビーの歴史で早稲田は16回目の優勝だが、恐らく今回の優勝が一番価値のある優勝。ラグビーW杯日本大会の年度での優勝と、色々記念づくしの優勝。

早稲田優勝オメデトー!!

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