【雑感】20代を生き抜いた私へ


実は、本日3/31は私の30歳の誕生日でございます。
私にとって30という数字は結構重たいものなんです。
いい機会なので、20代の概略をここに記します。

20〜22歳
大学3、4年生。実家ぐらし。
昔吸ってたらしいシンナーで脳みそ萎縮してた母親に思いつきで蹴られ、アル中の父親には見て見ぬ振りをされていました。
どうしてもこの家を出てやる、と思い、無我夢中で片っ端から採用試験を受けて、実は全部受かりました。
それでも結局、やっぱり地元の県を離れることはできなくて、地元の県内での採用に。
勤務先が決まったその日に一人暮らしの部屋を決め、親に内緒で最低限の荷造りをし、家を出る日に「もう二度とあなたたちには会いませんし、干渉もしません」と言い残して、トランク1つで家を出ました。
今でもしっかり覚えてる。
一人暮らし先の家で、最初の日の夜、布団一枚しかなかったけど、自由が嬉しすぎて泣きました。
私はようやく、自由になったんです。

23歳〜26歳
ただもうひたすらにがむしゃらに仕事にうちこむ日々。
先輩たちに認められ、育て上げられ、仕事が楽しくて仕方なかった。
当時のパートナーには「仕事と自分どっちが大事なんだ」とドラマみたいなセリフをはかれ、とっさに「仕事に決まってんだろめんどくせぇな」と返して別れて笑
月平均残業時間100時間、最高160時間なんていう地獄みたいな残業時間だったけど、それだけの見返りはあった。全部サビ残だったけど。
最後の一年、公私ともに支えてくれた後輩には、今でも感謝してる。
色々とクズなとこもあったし、どうしようもないやつだったけど、あの子がいなかったらあの時の私は潰れてた。

27歳〜29歳
転勤し、少し仕事が落ち着いて、後輩とも手を切り、趣味の時間をとれるように。
趣味として入った社会人のテニスサークルで、旦那ちゃんと出会い、私からの押しで付き合うことになり、ハプニングから同棲し、婚約し、旦那ちゃんが緊急入院したタイミングで入籍し、婚約から1年後に結婚式。
式が終わった1ヶ月後には新築一戸建ての契約の印をおしてましたね。
さらに家に近いとこに転勤。
今は、猫2匹と旦那ちゃんと幸せな日々を送っています。


昔、高校生ぐらいのときにはすでに家庭環境が最悪で、もう家を出るか死ぬかしか、選択肢がありませんでした。
恥ずかしい話ですが、腕にはその頃の多くの傷が残っています。
コンプレックスなのであまり肌を露出できません。
30歳までに幸せを感じられなかったら、私は死のうとずうっと思っていました。生きていたって、なんにもならないと思っていたから。


だから、旦那ちゃんは私の一番の命の恩人です。
母親との面会謝絶の手続きにも快くついてきてくれて、支えてくれて、めんどくさい手続きを一緒に毎年やってくれます。


旦那ちゃんだけじゃないです。
20代を生き抜けたのは、リア友や職場の人、たくさんの顧客さんたち、ゲームでつながった友人たち、みんなのおかげです。
どれか一つでも欠けていたら、私は30歳を生きて迎えることにはならなかったでしょう。
だから、どれだけ感謝を伝えても、伝えきれません。
本当に皆さんありがとうございます。

20代を生き抜いた私へ。
30歳おめでとう。
色んな人に支えられた分、30代は色んな人を支えていける人になろうね。
旦那ちゃんと長生きしようね。
もうきっと、傷は癒えはじめてるからね。
不安になっても、大丈夫だよ。
だって、20代を生き抜いたんだからさ。

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