音楽と絵画

こんにちは、hikaemeです。
僕自身画家をしていて、趣味でライブに行ったり音楽を聴くことが好きなのですが「音楽と絵画」を結びつけるようなことって難しいですよね。僕なりに音楽と絵画が同じ芸術分野なのにうまく結びつかない理由を考えてみました。

まず音楽と絵画は五感で楽しむものだと思っています。そこは同じで五角形のグラフ比率で表すと偏るくらいですね。音楽は聴覚、絵画は視覚が第一です。味覚などは味わうという表現もできるかもしれません。五感を使って普段の日常に溶け込むアートや娯楽。これは施設においても図書館に行けば絵本がある、カラオケに行けば歌を歌う。音楽と絵画は五感を使って楽しむものとして何気ない日常に溢れています。

そんな人々の生活に馴染んでいる音楽と絵画ですが、当然音楽や絵画を作り出している(創り出している)人がいますね。作り出す人は最終的にどうなって欲しいという思いで作っているのだろうか。ここに違いがあるんだと僕は考えます。先ず音楽はベスト。今までを超えるため、自分たちを超えるために作っている人が多いと思います。ベストヒット、ベストアルバム。「ベスト」つまり人々の心に届くように自分たちの音楽がより多くの人に様々なメディアを通じて届くようになど何かを超えるために作っています。一方、絵画はコレクション。今までの作品を鑑賞しやすいように集める。気に入った絵画をギャラリーで購入し集める。〇〇美術館コレクションという企画展で世界中の美術館から作品を集める。「集める」という意識で創り出しています。音楽はベスト。絵画はコレクション。これが「音楽と絵画」の大きな違いなわけです。もちろん、マニアという意味合いでは音楽でもレコードのコレクター、絵画でもベスト名作何選みたいなディア〇スティー二、テレビ特集の〇〇を極めた人みたいな例もありますがそれは作り出しているものや人に興味を抱き熱中しているので作り出している人自身ではありませんね。ベストとコレクション。最終的な到達地点が違うことが大きな理由だと思いました。

「音楽と絵画」僕は両方好きなので作り出す意識の集めると超えるがうまく融合できたらいいですね。ではでは今日はこの辺で。

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