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最高位戦北海道C1リーグ第3節〜ヒトは、機械ではない。常にフルスロットルでは生きられない。〜

リーグ戦前日

店が空いていたのもあり、岩﨑代表が「明日リーグ戦頑張って!」と、かなり早めに退勤させてくれた。

優しさに応え、いつもより早めに布団に入るが

人間いつもの時間にならなければなかなか寝られないものである。
(いつでも寝れる人も居るのかな?)

結局布団の中で2時間位漫画読んだりして眠くなるのを待った。

「睡眠」というものをストックして、いつでも貯めたり放出したり出来るシステムを

僕が生きてる内に開発して下さい偉いひと!('ω')


-本日の対局者-

久保田絢香プロ

齋藤雄太郎プロ

お2人に関しては前記事でも紹介させて頂いたので割愛する。

そして、プロ3年目にして初対局となる山家輝生プロ

北海道本部発足から所属する選手で、事務局長も務める大先輩だ。

定期的に北海道で開催される私設リーグに参加されており

僕も後学の為、良く観戦させて頂いているので

その打ち筋を思い出しながら対応したい。


🔹1回戦

東2局

9ポンから入ってる親の久保田プロ

2副露目に(確か)一二三のチー

ダブ東があった時だけ5800 or 7700か。

どちらにせよチャンタで待ちは良くなさそうと思い、両面聴牌なら価値ありと立直敢行。

簡単に東を掴み、敢えなく7700の放銃。

辛い展開になりそう……


しかし、今日は齋藤プロがめちゃくちゃ強い。

東場の齋藤プロの親番で

久保田プロと山家プロから12000ずつを和了、+アルファもあって自分が他力で2着に。

その後一度3200を和了し、オーラスを2着目で迎える。

南4局 親番 ドラ5

久保田プロがかなり離れたラス目

山家プロは僕と約6000点差の3着目

齋藤プロが45000点近く離れた断トツトップ

いくらラス親とはいえ、捲りは厳しい。

また、安手の連荘は山家プロにチャンスを与えるだけなので

次局山家プロに満ツモ届かない和了ならする、

それ以外は伏せる構想を立てる。


一段目で齋藤プロがダブ南をポンして

その後ドラの打5

自分の手が

七八3556999北北北中

この5、牽制も含め鳴くかどうか一瞬悩んだが

下家の齋藤プロがほぼ2000点とわかる仕掛けをしてくれている

ドラをポンしてオリられてしまうと自分に損に働きそうなのでスルー。

立直棒出さずに済む混一色ドラドラだけは和了ろうと思い、その後七八を払っていくが

六を持ってきて齋藤プロに2000点放銃。

無事構想通りの2着。



🔹2回戦目

東1局 起家 ドラ4

ダブ東ドラドラの聴牌。

だが、齋藤プロも中ポン3ポン

混一色 or トイトイの様相

僕の2副露に対し全部押してくるが

さすがにこちらもこの手を東1局でオリると麻雀にならない

9を掴み12000の放銃。

混一色トイトイ役役。どっちもかーいw

1回戦に続き苦しい立ち上がり。


しかし南1局親番 ドラ3

11223の一盃口ドラ待ち、しかも3は場1という相当苦しい形を僥倖の自摸!

嬉しみが発声に出てしまったと思う笑。反省。

ともあれ4000オールで3着浮上。

南3局

齋藤プロが46000近くのトップで僕は25000の3着

親落ちで今回もトップは現実的でない。

1400点差の2着山家プロを捲る算段を立てる。

が、

もらった配牌がドラ無しの5向聴。

どうする……?

門前はどう考えてもキツいので、苦しいながらも断么九のみ1000点の和了へ向かう。

オーラスの親が山家さん。

1000点和了ればあと400点差、

オーラスもう一回1000点で2着、他家の500,1000和了でも2着浮上。

本当はここで2着に上がっておくのがベストだが、貰った配牌との相談でこれが精一杯と判断した。

3557という苦しい部分が345、567でチーできて

二五の両面聴牌を果たし、齋藤プロから1000点のロン和了。

ツモならオーラス2.5着目で迎えられたが、

あの配牌からラス目の久保田プロの親を蹴られた結果を素直に喜ぼう。


南4局

断トツトップの齋藤プロから先制立直。

チャンス到来!と思ったが、

七対子發待ちに久保田プロが飛び込み着アップ失敗。

残念🥲だが、精一杯やるべき事はやれた半荘だったと思う。


🔹3回戦

プロ3年目、今までの対局で1番疲弊した半荘となる。

東3局 親番

久保田プロから12000を直撃し、44000のトップに立ち、ようやくトップ狙える機会を得る


が、しかし

東4局山家プロの親番で4本場

南1局久保田プロの親番で3本場

南2局齋藤プロの親番で6本場


その間13局、

役牌1鳴きで局消化を試みる局もあったが

ほとんどの場面で親リーを受けオリに回り続け

点棒、精神力共に

徐々に徐々に削られていく。

あげく

44000点のトップは27500点の3着に。


この半荘、精一杯打てたか?と問われれば

自信を持って"はい!"とは言えない。


他家の親リーを受けた時

だいぶ差があったので「点況で押すべきではない」と考え

押し返さずに耐える選択を取ったが

どこかで、腹を括って押し返すべき場面はなかっただろうか?


「点況で押すべきではない」は、点況的側面ではおおよそ正解だと思う。

しかし、

僕のオリ続ける姿は、おそらく他家に

「この人は立直打てば、或いは強い牌を切ればオリてくれる」

というイメージを植え付けてしまったと思う。

これは"点況以外"の側面で損をしている言える。


思い返せば

Bリーグで戦った強い選手達は

こういった切迫した場面でこそ

しっかり親立直と戦っていた様に思う。

先輩方は

きっとこういう場面を幾度も経験してきたのだろう

ここで戦わないとこういう状況になると知っていたんだろうな……。



このほろ苦い3着は、価値ある授業料となったかもしれない。


🔹4回戦

この半荘は非常に悪かった。

山家プロと齋藤プロが50000点近く稼ぎ

自分はそれを受けつつ眺めてる中

一度だけ四暗刻聴牌してゼンツ、これが山家プロのメンホンに捕まり8000の放銃

その後ノー和了でラスだった。


が、悪かったのはその結果の話ではない

3回戦の疲労をそのまま持ち込んでしまい

集中力散漫で深く思考を入れる事が出来ず

淡白な闘牌をしてしまった。


あげく、疲労困憊で自分のツモ番に気付かないという

フリーでスマホいじってる人レベルの事をやってしまった。

今はコロナ禍で観戦者のいない対局だが

もし観戦者が居たなら、批判を受けても何も言い返せない。


結果に関しても

1、2回戦目くらいしっかり思考を入れて闘牌していれば

3着が取れる様な隙間はどこかにあったかもしれない

内容、結果共にこの半荘は反省しかない。


この日の疲労は

次の日も身体ダルいなぁと感じる程であった。

80pt負けて精神的ダメージも負っていたのかもしれないが……


4回戦目は、大事な半荘になる事が多い。

ここをしっかり集中して戦える様に

体力を付ける

もしくはペース配分を考える

というのは、今後の課題の一つと言えよう。

さて、

反省はここまでにして

残り2節にして現状降級圏内という結果とも向き合わなければならない。

昇級ボーダーまでは280ptで、

御世辞にも「まだ狙える」とは言えない。


前期の目標はC1に残留する事

そして後期に望みを繋げる事と言えよう。


残留争いの方はまだまだわからない状況で

何かバランスを変えたりとかする必要もなく

ただただ最後まで精一杯打ち抜くだけだ。


しかし、

前述したスタミナ問題で、今節は最後まで精一杯打てなかった。

これに関しては何かしら策を講じる必要があると思う。


自分のターンになったら一口飲めばHPもMPも全快するエリクサー的なやつ



僕が生きてる内に

つくって!偉いひと!!('ω')


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