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今週のハウス新譜チェック 5.9-5.10

ハウスミュージックラウンジ「秋葉原住宅」棟梁のspinn.teramotoがその年の新譜をチェックしご紹介する世界の新築ハウスの展示場、「Antenna 2020」。毎週土曜日は「いつものアーティスト・いつものレーベルの新譜チェック」、そして日曜日は「いつもと違うジャンルやアーティストを探る」という方針でチェックしています。

ご紹介するのは、すべて僕が実際にダウンロード購入した曲。真剣勝負で選んだ楽曲たちですす。さっそくご紹介していきますよ!


1. Bossruu, Afrotraction, Ruphus Dlhamini - Ngawe (Atjazz Love Soul Remix)

今週の1曲目はロンドンから深みのあるハウスを奏でてくれるAtjazz師の32曲入りリミックスワーク集から、2011年の曲で「Ngawe」。クレジットを見ると、本名のMartin Iveson名義でやってますね。優しいタッチだけど芯は熱く、情感たっぷりのボーカルも麗しい、8分の長尺も全然任せてしまいたくなっちゃうような、大変な素敵曲です。好き…。

2. Julian Sanza, Andre Espeut - Feelings The Journey Men Remix

優しい曲を聴いて心が穏やかになったので、次はガッシンガッシン来るやつ欲しくなりました。こちらはロンドンのNo Fussからリリースされた、The Journey Menの3曲リミックスワーク集からの曲。硬質なキックが1234と精密なステップを踏む、ハウスの醍醐味に溢れた曲です。かっけえ。

3. 1Farshad - Deep Soul

つづいてはロシア第二の工業都市ニジニ・ノヴゴロドのMoissからリリースされた、1Farshadの「Deep Soul」。この骨太さ最高です。キックが超でかくて超いい。twitterのプロフィールに書かれた文字はペルシャ語で翻訳してもいわゆる自己紹介ではなかったし、BeatportやSpotifyで見ても上がっている音源は2019年からなので、まだニューカマーなのんかな。しっかり追いかけていきたいと思ったアーティストです。

4. Joyce Muniz - Naughty Party

Catz & Dogzが主宰するポーランドのレーベルPets Recordingsからリリースされたのは、Joyce Munizで「Naughty Party」。こういうシンセウェーブっぽい、ディスコっぽいの大好き…。90年代のフレンチハウスとかにも相性良さそう。キャラのたったシンセベースのフレーズを心ゆくまでお楽しみください。

5. Ric Wilson, Terrace Martin - Move Like This

ディスコつながりで。LAを拠点とするジャズのテナーサックスプレイヤーであり、スヌープ・ドッグやケンドリックラマーといったビッグネームにも楽曲を提供・プロデュースしているTerrace Martinと、シカゴのラッパーRic Wilsonのダブルネームで先日(5/8だったかな)リリースされたアルバム「They Call Me Disco」が最高なんですけど、中でも3曲目の「Move Like This」は123BPMで全然ハウスセットに入れられる素敵曲だと思いました。

6. Ric Wilson - Soul Bounce

…という「Move Like This」をYouTubeで見ていたら、YouTubeが次に自動再生したのがRic Wilsonの「Soul Bounce」(2016)でした。これも素敵。119BPMとやや遅めだけど、これも全然四つ打ち解釈が可能というか、1時間セットの途中あたりに挟むといい空気の入れ換えができる気がします。この曲はBeatportにもBandCampにも音源が置いて無くて、仕方なくiTunesで買いました。WAVで買いたかったなー。

7. &lez - Hacker (Original Mix)

ここからは、新たな出会いを求めて彷徨う日曜の秋葉原住宅の新曲チェックです。1曲目はアフロハウスの棚で出会った、ポルトガルのレーベルBosomからリリースされたイタリア系アルバニア人アーティスト&Lezの「Hacker」。この微妙に色合いを変えながらヒプノティックにループしていくフレーズ運びが最高です。

8. Coppola feat. 2STRANGE - Kings & Queens (Original Mix) 

こちらはディープハウスの棚で出会った曲。ブラジルのアーティストCoppolaが同じくブラジルのレーベルDOCからリリースした「Kings & Queens」。Disclosureにも通じるようなポップさもあって、楽しく聴ける1曲です。ベースの音がめっちゃいい。

9. Peter Brown - Say It Again (Hatiras Remix)

今週最後の曲は、スペイン・バルセロナのDJ、Peter Brownの「Say it Again」を、カナダ・トロントのベテランHatirasがリミックスした案件。この何も難しくないストレートなハウスが気持ちいい! シルクのようなパッドの響きには、仄かに90年代マナーも感じさせます。好きなやつ…。

コロナの影響でロックダウンされていたヨーロッパやアメリカの都市も、少しずつ外出制限が緩和されてきています。密閉空間のナイトクラブにかつてのような景色が戻るにはまだまだ時間がかかるかもしれないけれど、一方でYouTubeなどでDJプレイを配信する人も増えてきましたね。

先週も言いましたが、ハウスの快楽を忘れず、いまの日々を乗り越えていきましょう。秋葉原住宅は、こんな時代でも新曲をリリースし続けるアーティストやプロデューサーを全力で応援したいと思います。

2020年のハウスミュージック新譜はこちらから!

「秋葉原住宅」として今年の新譜をピックアップし、蓄積しているプレイリストはこちらです。現時点で92曲集まりました。

Spotifyで聴けば、(わずかかもしれないけれど)各アーティストの収入にもつながるはずです。ハウスを愛する皆さん、よかったらぜひこちらのプレイリストをお楽しみください。よろしくお願いします。

以上、今週の新築ハウスの住宅展示noteでした。
それではまた来週お会いしましょう!

Let There Be House!

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ゲーム企画系会社員 / DJ / オーガニックでエレクトロニックなハウスとK-POP / うっとり住宅写真を撮る / ハウスミュージックラウンジ「秋葉原住宅」棟梁

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