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『天国、それともラスベガスの続き』―山田照明 Zライト Z-S7000

おかげさまで沢山の方に読んでいただいている自宅デスクチューンの記事ですが、記事の公開後もチューンは続いています。チューンに終わりはないのヨ…ククク(湾岸MIDNIGHT風)。

こちらの記事でも書いた通り、僕の自宅デスクでは間接照明をデスク背面に2灯入れて暗い部屋での「室内夜景」を企画していましたが、実は夕方から夜にかけて手元が暗い、という問題をかかえていました。本を読んだり、何かちょっと作業したり、小物を撮影したりするときに明かりが欲しい。そこでいろいろ検討した結果、東京・秋葉原の地下鉄末広町駅ちかくに本社のある山田照明のZライト、「Z-S7000」を購入しました。

山田照明 Z-S7000 |東京都千代田区(日本)

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僕も今回ライトの選定をしていて知ったのですが、こういったスタイルのデスク用アームライトを表す名前として「味の素」や「ホチキス」みたいにほぼ一般名詞化している「Zライト」は、もともとは山田照明の創業者・山田繁夫が作った「山田式Z型作業スタンド」がオリジナルで、山田照明の商標だそうです。

山田式Z型作業ライトが作られたのは1954年だから、エレキギターで例えるとフェンダーのストラトキャスターと同い年になります。そして《自在に動くアームのかたちと、究極のスタンドを育てたいという願いから》(*公式サイトより引用)「Z-LIGHT」という名前がつけられたのが1971年とのこと。

日本が工業化と高度経済成長を成し遂げていった時代の工場(こうば)の作業デスクを、Z-LIGHTの光はずっと照らしてきたわけです。その明かりが巡りめぐって、今日から僕のデスクで手元を照らすことになりました。

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そういうストーリーのある製品が好きなんですよね。というか、ストーリーのない製品なんて本来1つもありません。ガジェットを買うときは機能なり使用感なりを事前にいろいろ調べるわけですが、そこには会社の歴史とかエピソードも含まれます。そういうストーリーを知っていたほうが、結果製品が長持ちするというか、自分の中で長く楽しめるんですよ。

コンマリさんの言う「スパークジョイ(ときめき)」をこの胸に発生させる要素には、その製品の出自や歴史をどれだけ知ってるか、ってこともあると思います。本社の位置を調べるのも、そこに通って仕事をする人たちのことをイメージしたい、という思いがあるからなのでした。

ということで、これからよろしく!>Z-S7000

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