世間一般の体育教師って一体?

一般的に中学校の先生、特に保健体育科の先生に対しての印象とはどのようなものなんでしょう?

一番わかりやすいのは、良くドラマに出てくるジャージ着て首から笛をぶら下げて右手には竹刀、みたいな(笑)

昭和か!

言葉遣いは?

やっぱり、「お前ら!」とか「~しろ!」とかですか?

私自身は昨年、一昨年の二年間、大学院生をしていたので現場から離れてます。その2年間でどうかわったかわかりませんが、少なくとも3年前まだ現場にいた頃、全校生の前でつい「お前ら!」とポロっと一言だけ言ってしまったことに対して、当時の校長から直々に注意を受けました。

「お前らなんて言うたらアカン!」

普段はまったく言わないんですよ!念のため。

言葉遣いに関しては子どもの頃からかなり痛い目に合ってきました。

学生の頃が一番ひどく、何を話しても相手を怒らせたり不快にさせたりしていました。

「何でこんなにみんな怒るんやろう・・・」相当凹みました。

そのころから言葉に興味を持ち、保健体育科教師には珍しく、言葉の成り立ちや表現方法を独学や大学院で学んできました。

ただ、これまた学生の頃バイト仲間の女の子を泣かせてしまった、ワーッ!と一気に怒っているように(みえるらしい)しゃべってしまう癖はどうにもなっていません。その点は笑顔や表情でカバーしています。カバーできているのかは不安ですが。

なぜこんなことを話題にしているかというと、現職場で他教科の先生から、「体育の教師は生徒に厳しい言葉を言わないといけない。それが教科の特性やろ!それこそ『ザ・体育』や!」みたいなことを言われました。

つまり、集団を引き締めるためには体育教師が厳しい・キツイ言葉を使って指導しないといけない。そのためには前述の言葉を使うべきだ!というんです。他教科の女性の先生が。

私は普段からきつい言葉を言いません。言わないように心がけてます。

なぜなら、そんな言葉を使わなくても集団を引き締めることはできるから。

そのためには、普段の生活から声を掛けたり話を聞いたりなど生徒たちと繋がり、信頼関係を作っておかなければなりません。

教師という立場に胡坐をかいて、常に偉そう。

もう最悪!

生徒を「生徒」としてみるのではなく、一人の人間としてリスペクトしていれば自然と接し方は変わります。

学年全体に話すときもその姿勢は崩しません。

その姿勢が前述の先生にはもどかしく映ったんでしょうね。

「コイツは何を言うてるんだ?」と、私は呆気に取られてしまい、何も言い返せませんでした。

以前からその先生の言葉の端々に、体育の先生とはこうあるべきだ!みたいなものが見えていたのが気になってはいたのですが。。。

それって一般的な体育教師像なのかしら?と不安になったので書いてみました。

そんな人ばっかりじゃないですよー!

そんな人もいるのは否定できませんがー。。。


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