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人間って、社会的な生き物

他人批判依存症ってコトバを勝間和代さんの動画で初めて聞いた。誰かを批判して何となくすっきりした気持ちになるのは、ヒトの社会的欲求を満たすからだと。酒や煙草と同じで中毒性があるから気をつけよう、という説明は確かに説得力がある。

無意識のうちに自分のポジションを高めたいと思うのは本能だから仕方ない。でも他人を貶めることで自分の相対価値が上がったような気分になっても、それはまやかし。意味ないしやめようねー、って話だ。

別の動画で紹介された「返報性の法則」という概念にも共通の視点がある。

人は親切にされるとお返しをしたくなる。それを悪用したのが、例えば高齢者に親切にして羽布団を売りつけるような商法。裏のある親切には注意しないといけない。

一方、誰かの役に立てるのは嬉しいし、それこそが生きる目的とも言える尊いことだ。しかも、この返報性の法則によって感謝はいつか自分に戻ってくる。だから、善意の貯金をしよう、自分の負担にならない範囲でどんどん人に親切にしよう、と。

誰かに親切にして感謝の気持ちを受けとる時って、社会における自分自身の存在価値を実感する。すると、他人を批判して自分のポジションを無理やり確認する必要なんてなくなる。自分にとっても周囲にとっても、その方がずっといい。うん。

サイコパスという、自分の目的のために他人を利用することに何ら罪悪感を感じないタイプの人もいるから、そこは気をつけようね、というのも重要なアドバイスだ。


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