見出し画像

Katia Guerreiro、ポルトガル・ファドの歌声

ポルトガル語で歌われるファド(fado)を好きな人も多いと思います。ファドの良さは、もちろん圧倒的な歌唱力の歌手の存在です。それと私にとっては素晴らしいアコースティック楽器の響きです、特にポルトガル独特のギターとマンドリンの中間のような楽器の音が素晴らしいですね。これは電子楽器には置き換えてもらいたくはありません。

ファドとは運命、または宿命を意味する民族歌謡で我が町を賛美したり、街のうわさ話などを歌うもの。1820年代に誕生したとWikipediaにありましたので、大航海時代に南米ペルーに伝わって現地でMusica Criollaになったのではと勝手に想像していましたが違ってました。ファド歌手としては、アマリア・ロドリゲス(1920~1999)という人が国民的歌手として国内外で知られているようですが、最近ではAna MouraやKatia Guerreiroなどのアブバムを音楽配信で容易に入手できます。

Katia Guerreiroのライブは残念ながら一度も生で聴くことができていません。ニアミスはありましたが、海外出張と重なって逃したことが今でも悔やまれます。彼女は、珍しく来日すると長崎から講演を初めて福岡へ来て、それから東京などの大都市へと続けているようです。もしかしたらポルトガルと長崎の繋がりかも知れません。

彼女は2000年頃からファドのキャリアが始まったとWikipediaにありましたのでそれから1~2年後には福岡に来ていたと思います。当時は医者もやっていてある期間はファド歌手として海外ツアーをやっていたようです。

Katia GuerreiroとAna Mouraを聴かれることをおススメします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?