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トランペットを吹き始めて分かったこと その11

良い音を出すことを念頭に練習を続けてきましたが、メンターにピッチがズレてると前回のレッスンで指摘されて、キーボードでしっかり音を取りながら吹いてなかったと反省し、実際に鍵盤を叩き音を聴きながらトランペットを吹くようにしました。しかし、ピッチの安定しない音がありそこが気になりチューナーを見ながら吹くような練習をし始めました。

チューナーでピッチを確かめながら吹いてもなかなかD(実音C)とかC♯/D♭(実音B)のピッチが安定しない。色々工夫してピッチを合わせるように舌の位置やシラブルを変化させて安定するポイントを見つけようとしても、その時は出来ても他の音から移動してくるとどうしてもピッチがズレて高くなってしまう。今回のレッスンでチューナーの練習やピッチ(特にDとC♯/D♭の音)を取るのが難しいと告げるとメンターから次の助言がありました。

・チューナーを使った練習は推奨しません。しっかり音を耳で聴いて吹いてください。
・もしチューナーのようなピッチを安定させる練習をやるのであればDhwani Tanpuraというアプリがありますのでそれを使うことを推奨します。多くの周波数が重なって揺らぎがある音の中で共鳴する音を安定して吹くことにとても良い練習になると思います。
・DとC♯/D♭の音のピッチを安定(メンターの教授漏れを詫び)させるには、トランペットの構造上、低音では1番管(抜き差し管)と3番管を抜いて吹いてください。そうするとピッチが安定します。これは構造的な問題でどのブランドのトランペットでも同じです。

これはちょっと目から鱗でした。早速、アプリをダウンロードして試すとピッチを心地よく合わせることが出来ることと、抜き差し管を抜いてD音が安定したピッチになることが分かりました。

この助言とは別にエアーの圧力を高める助言もいただき、ハッ!と気合を入れた時の横隔膜の動きを確認して圧力をかけて吹く練習を心がけるようにすると、音の出始めのピッチが下がった状態ではなく最初から正しいピッチで音が出てくるということ。

抜き差し管の利用でピッチが安定する事、初めて知りました。

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