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テロ組織ハマスの手口 その3

YouTubeのごうちゃんねるが「中東偏向報道に物申す!イスラエル・ハマス武力衝突 真相はこうだ!」というタイトルの動画を上げてます。納得のいく真相を解説していることと如何にマスメディアが偏向報道を続けていることがよく分かります。

日本語版ニューズ・ウィークのウェブサイトにイスラム思想研究家の飯山陽(いいやま あかり)氏の論考が一番納得がいくと紹介しています。しかし、この論考はその後直ぐに閲覧できなくなったようです。メディアの情報操作かもしれません。ごうちゃんねるは前述の論考と独自に調べた内容から以下の事柄を伝えています。

発端は不動産を巡る民事の問題だったとのこと。エルサレムのイスラエル人の家屋にパレスチナ人が不法に占拠して居住を始めました(もしかしたら家賃未払いだったかも)、その地区はアラブ人が多く住んでいるからとイスラエル人所有者の立退要求にも応じず、所有者の留守中にそのパレスチナ人の親族数十人が大挙その家屋に移り住み出した為、イスラエル人所有者はエルサレムの裁判所へ民事訴訟を起こしました。判決でイスラエル人の言い分を受け入れた裁判長から被告人パレスチナ人に立退命令が出ると、その家族の支援団体が集まって騒ぎだしました。その中にハマスのメンバーが居たとされています。

その後、20年以上も姿をくらましていたムハマッド・ダエフ(ハマスの影のリーダーと呼ばれている)がハマスのHPに音声を載せ“イスラエルの横暴を許す訳にはいかない、もし強制執行するのであればイスラエルは高い代償を払う事になる”と宣告したのです。

個人的な不動産トラブルをハマスは利用して国際問題化したのです。ただし、ハマスは国家では無く、犯罪テロ組織です。パレスチナを代表している訳でもありません。パレスチナ政府はPLOの流れを汲むアッバス議長を代表とした組織です。一方、イスラエルは主権国家であり、国民の生命財産を守る権利を有しています。

その声明の後、ロケット弾が2000発(3000発と言ってるところもあります)がガザ地区からテルアビブの居住地域に打ち込まれました。イスラエル軍の情報によると2000発中、500発がガザ地区内で誤爆したようです。もしかしたらその被害すらもイスラエル軍の攻撃と言っているかも知れません。何れにしてもハマスの攻撃は、犯罪テロ組織がイスラエル国民に危害を加えて来たということです。

ハマスのロケット弾の発射台は学校や病院などイスラエル軍が反撃すると一般市民に被害が出そうな場所を選んで設置されています。イスラエル軍は十分承知をしているので反撃の数時間前にはドローンを使ってヘブライ語、アラビア語、英語で書かれたビラを空中からもの凄い数ばら撒くそうです。そのビラには“パレスチナの人々は攻撃対象では無く、テロ組織のハマスが対象です。この場所は数時間後に爆撃しますので直ちに避難してください”と書かれているそうです。ビラとは別に携帯電話にも一斉に爆撃目標と時間を予告するメッセージを送るそうです。驚いたことにパレスチナ人の負傷者がガザ地区内の病院で手に負えないとイスラエル軍が自国の病院へ運び入れて治療をするとも言います。その中にはハマスのメンバーもいるそうです。なぜイスラエルはそのようなことをするのか?それはテロリストと同じにされたくないと言っています。

このようにイスラエル軍は徹底してパレスチナ市民の犠牲を出さないようにしているのです。その中でハマスNo.5の司令官の自宅が攻撃目標になった時も本人の携帯電話に爆撃予告を送ったそうです。彼には3人の妻と4人の子供がいるからです。ところがその司令官はそれを逆手に取って自宅から避難せずに家族共々居座りました。イスラエル軍は予告通りに爆撃して一家は全員犠牲になったということです。

このように攻撃に対する反撃、その反撃に対する反撃をこれまでずっと繰り返して来た歴史があります。その中でイスラエルのゴルダー・メイヤーという市長が「パレスチナのテロリストは、我々イスラエル人に対する憎しみよりも我が子を愛する愛情が上回った時に平和になるでしょう」と言ったと言います。

ここでTBSの記者が現地取材をしてたことを取り上げます。アイアン・ドームのオペレーションをやってる側で実況をやっていたそうです。実況中に迎撃システムから発射されたミサイルがハマスのロケット弾を頭上で破壊するシーンも写されたようです。そして、その記者は「ハマスの悲劇ですね」と言ったそうです。イスラエルを攻撃すれば何十倍返しの報復があるにも関わらずそうせざるを得ない、その他に訴える術がないからハマスの悲劇ですね、との論理だそうです。流石にこれには驚きます。こんなレベルで記者をやって日本中に現地レポートと称してニュースを流しているとは、、。

ごうちゃんねるでもはっきり言っています「現地に行って現場を見ているということと、物事の本質が分かっているということは別だなと思った」と。これに尽きると思います。何も見ても本質が見えない人はいます。分かっていても理解したくない人もいます。ハマス憲章では明確にイスラエル国民の殲滅を謳っているのですから、ハマスの存在そのものがイスラエル攻撃を行うことなのです。イスラエルは主権国家として国民の生命財産を守るのですからハマスの悲劇でもなんでもありません。

日本のメディアの思考は、飯山陽氏の論考がウェブ上から消えたことからも分かります。

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