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ディープ・ステートの『戦争屋』がやって来たこと。

アフガニスタンからの米軍撤退のお粗末な結末に世界中が驚いています。その中、『米政府はアフガニスタン戦争について20年間嘘をついてきた!戦争を長引かせることで儲かる者たちがいる』と題する秀逸な動画を人気Youtuberの及川幸久さんがアップロードしてます。

この内容を観れば、今世界中を巻き込んで大騒ぎになっているパンデミックなどディープ・ステートにとってはなんでもない事と想像が付きます。大ぴらに戦争ができなくなったから疫病で大儲けを企んで、その後、気候変動と食糧危機で儲けて序でに人口削減する。そして、世界政府を設立して世界中の国家を支配することまで繋げようとしてた事は直ぐに分かると思います。

そもそもアフガニスタン戦争は、2001年、9.11の同時多発テロから始まったのです。これもCIAとFBI、軍の一部による自作自演でした。その主犯、オサマ・ビン・ラディンを匿っているのがアフガニスタンのタリバン政権であり、そのテロ国家に対して民主国家を設立しなければならないと米軍とNATO軍が侵攻して20年におよぶアフガニスタンで戦争が始まります。米国史上もっとも長い戦争になりました。

この全部が嘘でした。要は、米国ディープ・ステートの『戦争屋』が金儲けのためにやった事です。米政府は、20年間国民に嘘をついてきたとを記事に書いたジャーナリストがいます。彼の主張するアフガニスタン戦争の失敗は、「善意だったが間違ったのではない。意図的に国民を騙し、戦争が終わらないように仕組んだ。戦争が終わらないことで儲かる人がたくさんいた」と主張します。

しかし、これが初めての嘘から始めた戦争ではありません。ベトナム戦争から国民を騙す戦術を使い始めたと言います。その戦術とは、まず戦争を始める、そして始めた戦争をできるだけ長く継続する、その為に米国人に嘘をつく、というものです。ベトナム戦争は、1964年8月トンキン湾事件、北ベトナム軍が米海軍に魚雷2発を撃ったという捏造(偽旗作戦)で始まります。これを機に米国議会の上院88対2、下院416対0の圧倒的多数で戦争開始を承認することになります。一旦、ベトナム戦争が始まると、戦争を継続させるため、米兵が多く戦死しているにも拘らず楽観的な見通しを繰り返し政府は発表し続けました。ところが1971年6月13日にニューヨーク・タイムスがトンキン湾事件は米国政府の捏造だったとスクープを発表します。この嘘がバレてしまい戦争は終息へ向かい米国が敗北してしまいます。

アフガニスタン戦争については、ワシントン・ポストが2019年12月9日にスクープを報道しています。そこには米政府高官は毎年毎年、アフガン戦争は上手く進んでいると国民に嘘を言い続けた、と。米軍とNATO軍は、20年間をかけてアフガン正規軍を訓練、装備の充実、強力で有能なアフガン軍を作ったと自負していたと言います。アフガン軍は、陸軍、空軍、警察合せて30万人以上が配備され、タリバンの6万人の民兵(兵士)とは比較にならないと、言っていたが実態はアフガン軍は入隊者不足、脱走、汚職、兵士の給与横領、幽霊兵、水増しの30万人だったとのこと。

このような状況であったアフガン戦争に米国は、国民の税金から毎年880億ドル(約9兆6440億円)の支出を続けてきたと言います。この金額全てがアフガニスタンの民主化に使われていた訳ではなく、利権に関わる戦争屋が儲けていたと言います。このこと(戦争利権)に気付いたトランプが戦争を止めるためにタリバンと交渉して撤退を決断します。それまでトランプ政権当初から国防長官を務めていたジェームス・マティスと意見が対立して、マティスは「トランプは国民を分断しようとしている」と批判して辞任します。トランプはマティスがディープ・ステートの一員だったと分かったのです。

8月18日、現在の国家安全保障担当大統領補佐官は、アフガン軍兵士の所在も米軍が提供し続けてきた相当量の兵器の所在も分からないと発表しています。タリバンの手に渡ったとされています。この件は、TVインタビューに出演したトランプは、既にタリバン政府を承認している中国とロシアに米軍兵器の機密がすべて盗まれてしまう大失態だと厳しくバイデンを非難していました。

この米軍撤退の失態に先立つ7月8日にバイデンは「タリバンの政権奪回はありえない」と記者会見で発表したが、実際はその5週間後にタリバンがカーブルを制圧してしまいました。

2003年、ブッシュ(ジュニア)大統領は、イラクが大量破壊兵器を隠し持っているとのCIAからの偽情報で第二次湾岸戦争を始めます。そしてメディアがそれを真実だと報道することで国民を騙すことだったと言います。結局、2011年の当時のオバマ大統領の終戦宣言で戦争は終わります。結果、大量破壊兵器は、全くの嘘情報だったことが判明します。

1991年から始まる湾岸戦争もそうです。ブッシュ(シニア)の時は、イラクの石油を盗み続けていたクエートに再三警告していた当時のフセイン大統領は、イラク軍をクエートへ侵攻させます。これを非難した米国が石油利権も奪取の為、湾岸戦争を始めます。この時は、議会の公聴会でクエート人少女の証言でイラク軍の侵攻でイラク軍は赤ちゃんを床に叩き付けて殺害したと涙ながらに述べます。議会の議員は一斉にイラクとの戦争へ向かうことになります。後にこの少女は、米国生まれのクエート人でクエートには行ったこともない少女で演技指導を受けて証言してたことが暴露されます。

このように共和党、民主党関係なくディープ・ステート『戦争屋』は、戦争利権で金儲けをずっと続けてきた人たちです。それを断ち切ったのがトランプであり、タリバンが信頼するのはトランプだけであることが分かります。これは北朝鮮のキム・ジョンイルとの関係でも分かります。

状況は、今か今かとトランプの大統領復帰に向かっているように見えます。

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