ザック・バックスの事実

ザック・バックスの事実：2020年に選挙民を揺さぶるのに貢献した方法
By Mollie Hemingway
2021年10月13日

モリー・ヘミングウェイの著書 "Rigged. "によると、「超党派」のCenter for Tech and Civic Lifeがどのようにして民主党の選挙を揺さぶることに貢献したのか。How the Media, Big Tech, aand the Democrats Seized Our Elections" (メディア、ビッグテック、そして民主党はいかにして我々の選挙を掌握したか)

・マーク・ザッカーバーグの妻であるプリシラ・チャンが率いる組織「チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ」は、2020年に3億5000万ドル以上をCTCLに寄付しています。2018年のCTCLの予算は、わずか140万ドルでした。

・CTCLの創設者の一人であるティアナ・エップス－ジョンソンは、元オバマ財団のフェローで、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティー財団などの進歩的な力を持つ財団が出資する政治的にリベラルな擁護団体である「市民権のための弁護士委員会」の投票権プロジェクトに携わっていました。エップス－ジョンソンは、Whitney MayおよびDonny BridgesとともにCTCLを設立しました。3人とも、ワシントンポスト紙が "民主党のデジタル魔法使いのホグワーツ "と評した「ニュー・オーガナイジング・インスティテュート」で、2015年まで選挙ルールに関する活動を行っていました。

・政府説明責任財団（Foundation for Government Accountability）によると、ジョージア州は総選挙だけで3,100万ドル以上のザック・バックスを受け取っており、これは全米でもトップクラスの金額です。ジョージア州の人口は全米の3％強であるにもかかわらず、ザッカーバーグの全資金の9％近くを占めています。

 ・この資金は、COVID関連には使われませんでした。例えば、ザック・バックの資金を最も多く受け取った3つの郡では、そのうち1.3％しか個人用保護具に使われていませんでした。残りは、給料、ノートパソコン、車のレンタル料、公文書請求のための弁護士費用、メールイン投票など、選挙事務所が活動家を雇って選挙を行うための施策に使われました。
 
・ ジョージア州の159の郡すべてがこの資金を受け取ったわけではありません。受け取った郡のうち、トランプ派の郡は登録有権者一人当たり平均1.91ドル、バイデン派の郡は一人当たり平均7.13ドルを受け取っていました。
 
・ 2016年、トランプ氏はジョージア州で5ポイント以上の差をつけて勝利しました。2020 年には 10 分の 3 のポイント差で負けている。2016年にトランプ氏がジョージア州を5ポイント以上制したが、2020年には10分の3ポイント差で負ける。その間、二大政党の投票率としては、ほとんどの郡で1ポイント未満の民主党への移行があった。ザック・バックスを受け取らなかった郡ではほとんど動きがなかったが、ザック・バックスから資金提供を受けた郡では平均して2.3％ポイント民主党が動いた。
 
・ ペンシルベニア州の民主党の郡もザック・バック注入の対象となった。キャピタル・リサーチ・センターによると、CTCL の資金提供額が高い 10 郡のうち 8 郡でバイデンが勝利しており、これらの郡は合わせて 2,104 万 7,163 ドル、州全体の助成金の 95%以上を受け取っていた。
 
・ バイデン氏が勝利した郡は、トランプ氏が勝利した郡に比べて、CTCLの資金提供を受ける確率が3.5倍以上高かった。また、トランプ氏の郡は一人当たり平均0.59ドルであったのに対し、バイデン氏の郡は一人当たり平均2.85ドルであった。
 
 ・バイデン郡で最も資金力のあるフィラデルフィア郡は一人当たり6.32ドルであるのに対し、トランプ郡で最も資金力のあるバークス郡はわずか1.12ドルであった。

原文：
Facts about Zuck Bucks: How he helped swing the electorate in 2020
By Mollie Hemingway
October 13, 2021

How the “nonpartisan” Center for Tech and Civic Life helped sway the election for Democrats, according to ­Mollie Hemingway’s book “Rigged: How the Media, Big Tech, aand the Democrats Seized Our Elections.”

・The Chan Zuckerberg Initiative, an organization led by Mark Zuckerberg’s wife Priscilla Chan, gave more than $350 million to CTCL in 2020. In 2018, CTCL’s budget had been only $1.4 million.

・One of CTCL’s founders is Tiana Epps-Johnson, a former Obama Foundation fellow who previously worked on the Voting Rights Project for the Lawyers’ Committee for Civil Rights, a politically liberal advocacy group funded by progressive powerhouse foundations such as George Soros’ Open Society Foundations. Epps-Johnson founded CTCL with Whitney May and Donny Bridges. All three worked on activism relating to election rules until 2015 for the New Organizing Institute, which The Washington Post described as “the Democratic Party’s Hogwarts for digital wizardry.”

・According to the Foundation for Government Accountability, Georgia received more than $31 million in Zuck Bucks for the general election alone, one of the highest amounts in the country. It worked out to nearly 9 percent of all Zuckerberg funding, even though Georgia has just over 3 percent of the country’s population.

 ・The money was not spent on COVID-related issues. For instance, the three counties that received the most Zuck Buck funding spent only 1.3 percent of that funding on personal protective equipment. The rest was spent on salaries, laptops, vehicle rentals, attorneys’ fees for public records requests, mail-in balloting and other measures that allowed elections offices to hire activists to work the election.
 
 Not all 159 counties in Georgia received the funding. Of those that did, Trump-voting counties received an average of $1.91 per registered voter, while Biden-voting counties received, on average, $7.13 per voter.
 
 ・Trump won Georgia by more than five points in 2016. He lost it by three-tenths of a percentage point in 2020. On average, as a share of the two-party vote, most counties moved Democratic by less than one percentage point in that time. Counties that didn’t receive Zuck Bucks showed hardly any movement, but counties that were funded by Zuck Bucks moved, on average, 2.3 percentage points more Democratic.
 
 ・Democratic counties in Pennsylvania also were targeted for Zuck Buck infusions. The Capital Research Center determined that Biden won eight of the 10 highest-funded CTCL counties in the state, which together received $21,047,163, or more than 95 percent of all grants statewide.
 
 ・A Biden-winning county was over 3.5 times more likely to be funded by CTCL than a Trump-winning county. Trump counties received an average of $0.59 per capita, while Biden counties averaged $2.85 per capita.
 
 ・Philadelphia, the most richly funded Biden county, received $6.32 per capita, compared to a mere $1.12 for Berks, the most richly funded Trump county.