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テロ組織ハマスの手口 その2

5月20日の及川幸久さんのYouTubeチャンネルでイスラエルとハマスの戦闘について続報がありました。背景は、ヨルダン川西地区とガザ地区を統治するパレスチナ自治政府(元PLO)を率いるアッバス議長の政治グループファハタとハマスの対立で15年ぶりの選挙でハマスが勝つと予想されたことからアッバス議長が選挙延期を決定したことが挙げられていました。ハマスはパレスチナ自治政府を自身のグループで構成したいようです。

しかし、ハマスの手口は汚い。及川さんも指摘しいるように“ハマス「人間の盾」、子供の遊び場、病院からのロケット弾発射”、“意図的にイスラエルが反撃できないように”、“イスラエルは反撃5時間前に避難するよう告知 しかしハマスは避難禁止”、“人間の盾に利用し犠牲者にする”が行われているのが実態なのです。市民は犠牲者になるように強いられ、その現場を国際メディアに報道させるのが意図なのです。何故なら戦闘、戦争でイスラエル軍に勝てないからです。

アッバス議長は穏健派と言われてイスラエル政府と近いと思われていてパレスチナ人からの人気は良くないことが挙げられます。トランプ政権時代に進んだイスラエルと複数のアラブ諸国との国交樹立がハマスの危機感の背後にあったと言われています。及川さんは、“真の狙いは全パレスチナ人の支持を得ること、現在パレスチナを支配する、アッバス議長のファハタを倒す”と言及しています。

市民を盾に使うこんな汚い手口を使うテロ組織が政権を取って何をしようとしているのか?と思ってしまう。市民を犠牲にすることを強いる組織はCCPに代表される共産主義の暴力による革命と同じです。テロ組織が表向き民主的な選挙で勝って正当な政権と名乗るのは都合の良いダブルスタンダードで、メディアや司法を味方に付け、BLMやANTIFAを使って暴動を起こす米国民主党と通じます。結局、汚い手口を使うグループはどこも似通っていると改めて認識します。

エルサレムやテルアビブには海外特派員が多く駐在しています。彼らが上記の内容を知らない訳はありません。知っているにも拘らずイスラエル非難の記事を発信する現状は何か意図があると思えてきます。

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