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初めての訪れた外国の地はメキシコ・シティ

1986年12月にバンクーバー経由のJAL便でメキシコ・シティ(Ciudad de México)に到着しました。この便は時差の関係で成田空港を出発した日時と同じ日時にメキシコ・シティ空港に到着するので記憶に残ってます。初めての海外は、街全体がオレンジ色の街灯に照らされたCiudad de Méxicoでした。空港からバスでPaseo de la Reforma大通りを通り、独立記念塔(El angel de la independencia)を抜けてチャプルパテク公園近くのホテルに宿泊したと記憶してます。

初めての外国の夜は、なんとか本場⁈のステーキを食べてみようと仲間と一緒にそれっぽいレストランを探してその大きさに驚きながら食べたことを覚えています。テカテ・ビールを飲みながら食事を楽しみました。食事の後、徒歩でホテルに戻る途中、ホテルまで2ブロックくらいのところで一緒に食事をした仲間の2人が表通り(大通り)より裏通りの方が距離的にホテルに早く到着すると言い別れて行きました。残った仲間と私は引き続き表通りを歩いて2ブロック歩いて角を右に曲がると1ブロックでホテルに到着しました。裏通りを歩いた二人は既にホテルのロビーにいました。「やっぱり裏通りの方が早かったね?」と訊くと浮かぬ顔を見せて「ホールドアップされたよ」と言い出しました。「えっ!強盗?」、「そう分かれて直ぐに裏通りで銃を突きつけられで所持金取られた」と、「冗談でしょ?」皆、直ぐには理解できずに訊き返すと「本当だよ」と、初日から手洗い洗礼を受けました。


メキシコ・シティで一番気に入ったのは、オレンジ・ジュース(jugo de naranja)です。最高に美味しいオレンジジュースです。朝やお昼頃まで街角のあちこちで新鮮なオレンジを目の前で絞って提供する屋台がありました。もちろん、ホテルのレストランの朝食で提供されるオレンジ・ジュースもめちゃくちゃ美味しくて一気にメキシコのファンになりました。もちろん、トルティージャもフリホーレスもあらゆるメキシコ料理も口に合い、ラテン文化も想像してた以上に素晴らしいことを肌で感じました。

実は強盗だけでは無く、この後食当たりの仲間が続出する事態になりました。開高健氏が言うところの「モクテスマの呪い」なんでしょうね。

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