左派政権による米軍の弱体化　その２

米国防総省、軍・連邦職員・契約者へのワクチン義務化で集団訴訟に直面
2021年10月21日（木） by：ニュース編集部 

(Natural News) 米軍の5つの兵科すべてのサービスメンバー、連邦職員、連邦民間請負業者が、COVID-19ワクチンの義務化をめぐって国防総省を相手に集団訴訟を起こした。

(記事：Mimi Nguyen Ly republished from TheEpochTimes.com)

訴訟を起こしたキリスト教系法律事務所のLiberty Counselによると、24人の原告は「連邦政府のCOVID-19ワクチン義務化の下で、心から抱いている宗教的信念に反するCOVID-19ワクチンを受けなければならないという期限に直面しており、宗教的な免除や便宜を受けることを拒否されている」という。

フロリダ州中部地区連邦地方裁判所に提出されたこの訴訟(pdf)は、ジョー・バイデン大統領、ロイド・オースティン国防長官、アレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官を被告としています。

原告側は裁判所に対し、COVID-19ワクチンの義務化の発効を阻止するための一時的な差し止め命令（pdf）を出し、最終的には国防総省がバイデン政権のCOVID-19ワクチン義務化を実施することを阻止するための差し止め命令を出すことを求めています。

バイデン氏は9月9日、ほぼすべての連邦職員に雇用条件としてCOVID-19ワクチンの接種を義務付ける大統領令を発令した。定期的な検査はオプションではありません。連邦政府の一般職員と請負業者は、11月22日までに完全にワクチンを接種しなければならない。

オースティン氏は、8月24日に「すべての軍人はCOVID-19ワクチンを受けなければならない」という覚書を発表した。その後、すべての軍部は、以前にCOVID-19の発作から生還したかどうかにかかわらず、自軍の兵士に完全なワクチンを接種するためのさまざまな期限を発表し、軍人が保留中の免除申請を持っていなかったり、従わなかったりした場合には、停職やその他の懲戒処分を行うと脅しているのである。

米海軍と海兵隊は、現役の軍人に対して11月28日を期限とし、予備役は12月28日までとしています。陸軍と空軍の場合、現役軍人の期限はそれぞれ12月15日と11月2日、国家警備隊と予備役軍人の期限はそれぞれ2022年6月30日と2021年12月2日です。なお、米国沿岸警備隊の隊員は11月22日までに完全に接種する必要があります。

「原告は、米国憲法および国家の将来の快適性、安全性、および繁栄に対するコミットメントを示しました。本法廷は、国家がその恩返しをすることを要求すべきである。原告に、心から抱いている宗教上の信念に基づいて反対する注射を受けなければならない、あるいは軍法会議や不名誉除隊、その他の人生を変えるような懲戒処分を受けなければならないと伝えることは、これらの英雄たちが払ってきた犠牲を辱めることになる」と弁護士は申請書に書き、ワクチンの義務化によって課される「即時的かつ回復不能な損害を防ぐ」ために「今すぐ救済が必要である」と付け加えている。

米国防総省の広報担当者は、メールによる声明で「進行中の訴訟についてはコメントしない」と述べた。

「バイデン政権には、軍人、連邦職員、民間契約者にCOVID注射を義務付ける権限はありません。また、バイデン政権は、連邦宗教自由回復法と修正第1条がその違法な義務に適用されないふりをすることもできません」と、リバティカウンセルの創設者兼会長であるマット・ステイバー氏は声明で述べています。「最高司令官は、勇敢な軍人に対するこの恥ずべき扱いと虐待を終わらせなければなりません。心からの宗教的信念に対する同意や配慮なしにCOVID注射を強要することは違法です」と述べています。

ホワイトハウス関係者は、エポックタイムズ紙のコメントを求めたところ、すぐには応じませんでした。

宗教的免除の要求が拒否されたと訴訟で主張

この訴訟では、24人の原告の多くが宗教的免除の要求を拒否され、他の原告はそのような免除を求めたために「不名誉除隊、軍法会議、解雇、またはその他の人生を左右する懲戒処分で脅かされた」と指摘しています。

「これらの原告の中には、上官から宗教上の免除や便宜を図ることはできないので、要求しても意味がないと言われた者もいる」と弁護士は申請書で述べている。

訴訟によると、海軍海兵隊司令部のウィリアム・ガリニス副提督は、10月14日に8万5千人以上の文民・軍人からなる司令部全体に警告を発し、「連邦政府職員全員に予防接種を義務付ける大統領令は、明確な方向性を示しています。私たちは、予防接種が雇用の条件となるような労働力に向けて、迅速に動いています。率直に言って、予防接種を受けていない人は米海軍で働くことはできません」と述べています。

海軍の広報担当者は先週、宗教上または医学上の免除が承認されたかどうかという質問に対してコメントを避けた。

現在入手可能なCOVID-19ワクチンは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の1回接種ワクチンと、モデナ社およびファイザー・バイオンテック社の2回接種ワクチンの3種類です。

この訴訟では、「原告は、心から抱いている宗教上の信念により、現在入手可能な3種類のCOVID-19ワクチンのうち、堕胎した胎児の細胞株に由来するもの、それによって製造・生産されたもの、それを用いて試験されたもの、それを用いて開発されたもの、あるいはそれ以外のものを受け入れることができない」と主張し、続いて、3種類のワクチンの開発のある段階で堕胎した胎児の細胞株が関与していたという証拠を提示しました。

弁護士は、「原告の宗教的信念は、中絶によって罪のない人間の命を奪うことを容認、支持、正当化、または（直接的または間接的に）利益を得てはならないことを強いるものであり、そのようなことをすることは神に対して罪を犯すことになる」と書いています。

弁護士は、連邦政府によるCOVID-19ワクチンの原告への義務化は、"原告が心から抱いている宗教的信念に実質的な負担をかける "という点で、合衆国憲法修正第1条および連邦宗教自由回復法に違反しており、違法であることを宣言するよう裁判所に求めています。

EUA製品は義務化できない。弁護士

弁護士は訴訟の中で、米国では米国食品医薬品局から完全な認可と承認を受けたCOVID-19ワクチンは存在せず、そのため義務化することはできないと主張しました。

オースティン氏は、8月24日のメモ（pdf）の中で、義務化されたワクチン接種は「FDA承認のラベリングとガイダンスに従って、[FDA]から完全なライセンスを受けたCOVID-19ワクチンのみを使用する」と述べていると弁護士は指摘し、「追加の軍の文書によると、国防総省は自らの指令に従わず」、「FDA承認のワクチンがないため」緊急使用許可[EUA]でワクチンを使用していると主張しています。

オースティンのメモは、FDAがファイザー社とバイオンテック社のCOVID-19ワクチンを完全に承認した翌日に発表されたもので、このワクチンにはComirnatyのラベルが貼られます。後者のワクチンは、10月12日の時点では米国で入手できなかったと『エポック・タイムズ』紙は報じている。

弁護士は、EUAの明確な法的条件として、緊急時の使用が認められた未承認製品の投与を「受け入れるか拒否するかの選択肢」を人々に与えることが必要であると主張しました。

訴訟によると、「米国で入手可能なCOVID-19ワクチンはすべてEUA法令の制限を受けているため、軍人、連邦職員、連邦民間契約者を含むすべての個人は、EUA法令に基づき、製品の投与を受け入れるか拒否する明確な権利を有している」としています。

弁護士は裁判所に対し、ワクチン義務化が連邦食品・医薬品・化粧品法のEUA規定に違反しているため、「EUA製品を『受け入れるか拒否するかの選択肢』を与えることなく、原告にCOVID-19の強制接種を課すことで、ワクチン義務化は違法であると宣言すること」を求めました。

続きはこちらでご覧ください。TheEpochTimes.com

原文：
Pentagon faces class-action lawsuit over vaccine mandates on military, federal employees and contractors
Thursday, October 21, 2021 by: News Editors 

(Natural News) Service members from all five branches of the U.S. military, federal employees, and federal civilian contractors have joined in a class-action lawsuit against the Department of Defense over its COVID-19 vaccine mandates.

(Article by Mimi Nguyen Ly republished from TheEpochTimes.com)

The 24 plaintiffs “face a deadline under the Federal COVID-19 Vaccine Mandate to receive a COVID-19 vaccine that violates their sincerely held religious beliefs, and have been refused any religious exemption or accommodation,” according to Liberty Counsel, the Christian legal firm that filed the lawsuit.

The lawsuit (pdf), filed in the U.S. District Court for the Middle District of Florida, lists President Joe Biden, Secretary of Defense Lloyd Austin, and Homeland Security Secretary Alejandro Mayorkas as defendants.

The plaintiffs are asking the court to issue a temporary restraining order (pdf) to prevent the COVID-19 vaccine mandates from taking effect, and ultimately issue an injunction to prevent the Pentagon from enforcing the Biden administration’s COVID-19 vaccine mandates.

Biden on Sept. 9 issued an executive order requiring almost all federal employees to get a COVID-19 vaccine as a condition of employment. Regular testing isn’t an option. Civilian federal employees and contractors have until Nov. 22 to be fully vaccinated.

Austin issued a memorandum on Aug. 24 saying that all military service members must receive a COVID-19 vaccine, after which all the branches of the military announced various deadlines for its troops to be fully vaccinated, regardless of whether they had previously survived a bout of COVID-19, and threatening suspensions or other disciplinary actions if service members don’t have a pending exemption request or fail to comply.

The U.S. Navy and Marine Corps have set a Nov. 28 deadline for their active-duty service members; reservists have until Dec. 28. For the Army and the Air Force, the deadlines for active-duty service members are Dec. 15 and Nov. 2, respectively, and deadlines for National Guard and Reserve members are June 30, 2022, and Dec. 2, 2021, respectively. U.S. Coast Guard members have until Nov. 22 to be fully vaccinated.

“Plaintiffs have demonstrated their commitments to the United States Constitution and the Nation’s future comfort, security, and prosperity. This Court should demand that the Nation return the favor. Telling Plaintiffs they must accept or receive a shot they oppose according to their sincerely held religious beliefs, or face court martial, dishonorable discharge, and other life altering disciplinary measures, disgraces the sacrifices these heroes have made,” attorneys wrote in the filing, adding that relief is “needed now” to “prevent the immediate and irreparable injury” imposed by the vaccine mandates.

A Pentagon spokesperson said in an emailed statement, “We do not comment on ongoing litigation.”

“The Biden administration has no authority to require the COVID shots for the military or for federal employees or civilian contractors. Nor can the Biden administration pretend that the federal Religious Freedom Restoration Act and the First Amendment do not apply to its unlawful mandates,” Liberty Counsel Founder and Chairman Mat Staver said in a statement. “The Commander-in-Chief must end this shameful treatment and abuse of our brave military heroes. Forcing the COVID shots without consent or consideration for their sincere religious beliefs is illegal.”

White House officials didn’t immediately respond to a request by The Epoch Times for comment.

Religious Exemption Requests Denied, Suit Claims

The lawsuit notes that many of its 24 plaintiffs have had their requests for religious exemption denied, while other plaintiffs “have been threatened with dishonorable discharge, court martial, termination, or other life-altering disciplinary measures” for seeking such exemptions.

“Some of these Plaintiffs have been informed by their superiors that no religious exemption or accommodation will be given, so there is no point in even making a request,” attorneys said in the filing.

The suit said that Vice Admiral William Galinis, commander of Naval Sea Systems Command, on Oct. 14 issued a warning to his entire command of more than 85,000 civilian and military personnel, saying, “The Executive Order mandating vaccinations for all federal employees has provided clear direction. We are moving quickly toward a workforce where vaccinations are a condition of employment. Frankly, if you are not vaccinated, you will not work for the U.S. Navy.”

A Navy spokeswoman declined to comment last week when asked whether any religious or medical exemptions had been approved.

The three currently available COVID-19 vaccines are the one-dose vaccine from Johnson & Johnson, and the two-dose vaccines from Moderna and Pfizer-BioNTech.

“Plaintiffs’ sincerely held religious beliefs preclude them from accepting any one of the three currently available COVID-19 vaccines derived from, produced or manufactured by, tested on, developed with, or otherwise connected to aborted fetal cell lines,” the suit argued, subsequently providing evidence that aborted fetal cell lines were involved in certain stages of development of all three vaccines.

“Plaintiffs’ religious beliefs compel them to not condone, support, justify, or benefit (directly or indirectly) from the taking of innocent human life via abortion, and that to do so is sinning against God,” attorneys wrote.

Attorneys are asking the court to declare that the federal COVID-19 vaccine mandate on the plaintiffs is unlawful because it violates the First Amendment to the U.S. Constitution and the federal Religious Freedom Restoration Act by “imposing a substantial burden on Plaintiffs’ sincerely held religious beliefs.”

EUA Products Cannot Be Mandated: Attorneys

Attorneys argued in the suit that no COVID-19 vaccine is available in the United States that has received full licensing and approval from the U.S. Food and Drug Administration, and as such, cannot be mandated.

Austin, in his memo on Aug. 24 (pdf), stated that the mandatory vaccinations “will only use COVID-19 vaccines that receive full licensure from the [FDA] in accordance with FDA-approved labeling and guidance,” attorneys noted, arguing that “additional military documents reveal that the Department of Defense is not following its own directive” and is using vaccines under emergency use authorization [EUA] “because there is no FDA approved vaccine available.”

Austin’s memo came a day after the FDA issued full approval for future Pfizer–BioNTech COVID-19 vaccines, which will bear the Comirnaty label. The latter vaccine wasn’t available in the United States as of Oct. 12, The Epoch Times reported previously.

The attorneys argued that explicit statutory conditions for an EUA require that people are given “the option to accept or refuse administration” of a given unapproved product that has been authorized for emergency use.

According to the lawsuit, “Because all COVID-19 vaccines available in the United States are subject to the EUA Statute restrictions and limitations, all individuals—including military service members, federal employees, and federal civilian contractors—have the explicit right under the EUA Statute to accept or refuse administration of the products.”

Attorneys asked the court to declare the vaccine mandate as unlawful because it violates the EUA provisions of the Federal Food, Drug, and Cosmetic Act “by imposing a mandatory COVID-19 shot upon Plaintiffs without giving the ‘option to accept or refuse’ the EUA product.”

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