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米国で使われ出した"Woke"という隠語

このスラング、トランプ大統領も使って民主党、左派を批判しているようです。昨夜、及川幸久さんのYouTubeチャネルを見ながら考えさせられました。元々は動詞wakeで「目が覚める、目を覚ます」の意味があり、その過去形、過去分詞形がwoke(ウォーク)になります。意味としては、多分「社会問題や環境問題に目覚めた人」とかそう言う「問題意識を持っている人」になるようです。日本では一時期おちょくり半分に「意識高い系」とか言ってた感覚、意味使いでしょうか。

表面的にはBLM(Black Lives Matter)やANTIFA(アンチ・ファシスト)など社会正義を訴えたり、スウェーデンの少女グレタちゃんのように地球環境問題に対する抗議活動を行なっているような人たちを指すようです。少し広く考えれば反捕鯨活動をやっていたシーシェパードや2021年1月6日の米国議事堂への暴徒の乱入を煽ったとか言って反暴動、反暴力活動と称してトランプ支持者を徹底的に社会から抹殺しようとしている人たちも含まれるかも知れません。このような人たちに対してトランプは、「偽善者だ」と言ってます。

及川さんがYouTubeで取り上げた事例は、Covfefe社と言うトランプ支持を全面に打ち出したコーヒー販売会社が取引先chase銀行から決済業務の停止を通告されたことについてでした。確かに銀行決済ができなければ会社は倒産してしまうでしょうが、この件が報道された途端、保守派の支持者は一斉にCovfefe製品の購入を始めて支援の姿勢を明確にしたそうです。1ヶ月で売上が前月比80倍に達したそうです。この会社のビジョンが最高に良いです。即ち「大企業に依存せず自立して、左翼に頼らない経済をつくる」を正に地でやった感があります。

社会主義は、基本的に政府がなんでも面倒を見ましょうと言うスタンスです。一見耳障りが良いですが、その財政は税金で支えられているのは明白です。誰が税金を払うか? 勿論、個人では無く大企業へ増税の矛先を向けます。企業は高い税率で事業投資を控えるようになり、経済の活性化が鈍化します。最終的に自力経営が出来なくなると国が摂取して国営企業にしてしまいます。そうなると計画経済宜しく表面上の数値のみ見栄えをよくするようになります。結果、経済は何も好転することなく民衆の不満は募ります。そこで声を上げる民衆を鎮圧するには警察や軍隊という事です。左翼がマスコミを取り込みたいのは情報を操作することが重要であることが分かっているからです。そして米国の銃規制は一見銃所持が犯罪の原因だとの論調を強めて規制を強化して民衆から銃を取り上げることを画策しているのでしょう。米国憲法では政府が民衆に対して不正や圧政を行ったら武器を持って対峙することが保証されているようですから、これをどうしても変更したいのでしょう。社会主義、共産主義で成功して今も繁栄している国はどこにも無いことを皆知っている筈なのに、、。

及川さんは、マイ・ピロウ社の事例も紹介していました。マイク・リンデル氏も自社の支店が閉鎖に追い込まれているけれど業績は伸びているそうです。全米の保守支持者が彼の会社の製品を買い支えているのです。そして彼は来年のミネソタ州知事選に出馬を表明し、トランプは早速支持をしています。

一見、意識高い系を装ってやってることは社会主義化、全体主義化への流れ、もしくは既得権益者の縄張り保持のようなことばかりです。MAGA運動には徹底的に反対姿勢を取っているようです。Wokeとはうまく言ったものだともいます。当初は肯定的な意味で使われ出したようですが、トランプが「偽善者」をいう意味で使っていることから、これからはそのような意味で使われるようになるのでしょう。

米国で起きてることは、とんでもない事ですが米国だからこそこれだけ情報が開示され物事の本質を考える機会が得られるのです。香港やウイグルでは言論は完全に封殺されています。そのCPPとまだうまくやって行こうと思っている政治家や役人が居るのですから、我々の戦いは終わらない筈です。増してや選挙自体を永遠に自分たちに有利に働かせようと、投票時の身分証明書IDの提示を人種差別だなどと言い張り、不法移民を受け入れようとするバイデン政権にとって民衆はいつでも洗脳できると思っているのでしょう。表向きは耳障りの良いWokeと言われる人たちの問題意識として、、。民衆を馬鹿にするのもほどがあると米国保守派もやっと本腰になってきたようです。トランプの啓蒙は本物です。

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