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初心者がやりがちなミスを避ける!「ゾーン 「勝つ」相場心理学入門」に学ぶ米国株投資術

皆さんこんにちは、投機ねこです😽
今日は自分が読んで「これはいい!」と思った本からのいいエッセンスを皆さまに紹介したいと思います。

それはマーク・ダグラスの 「ゾーン 「勝つ」相場心理学入門 」です。(訳は世良敬明さんです)

有料設定していますが、この本の詳細の部分が有料であって、エッセンスは無料ですのでご安心ください😼

この本はどんな本?

・FXや先物において、
・テクニカル指標を用いた短期トレードをして、
勝つトレーダーになるためにはどうしたらよいかを解説している本です。

なので米国株投資においても役に立つのか?と言われると、この本のいくつかのエッセンスは初心者が米国株投資をする場合においても役に立つと考えています。

米国株投資へのエッセンス

まずは自分が抜き出した米国株投資にも使える、エッセンスは以下です。

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例えばみなさん以下のような経験はないですか?

・ポジションを取ったら株価が気になってマーケットが閉まるまで見続けてしまう
・自分で下がったら買おうと思っている株が見ているうちにちょっと上がってしまい慌ててポジションをとってしまい、その後トレンドが逆転して含み損を抱えてしまう
・含み損が出始めると精神的に追い詰められた気になる
・いつ利確すればいいのかがわからず+10%上がったあとに、+3%ぐらいまで下がってから含み損にならないように焦って売ってしまう
・自分がよいと思ったポジションを立てようにも失敗するのではないかと思ってポジションを建てられず、その後株価が上がっているのをみて歯がゆく思ってしまう

「耳が痛い・・・」と思ったなら安心してください、自分もそうですw
この本はそんな経験がある人におすすめです。

逆に①、②、③すべて自分で答えられるならばもうこの本は読まなくても良いのではと思います。

さっそくエッセンスを紹介していきますが、ちょっと小難しいところもあると思いますのでゆっくり読んでください!

①トレードをする際にリスク・リターンを計算している

筆者いわく:
そもそもとしてFXなどを短期かつテクニカルを重視している際に認めなければならないのは、マーケットというのは完全なランダムであること。
つまりテクニカルなどで統計的にそうなりやすいという手法、例えば「トレンドライン」、「移動平均」、「オシレーター」、「押し戻り」などに基づく取引はあくまでも確率的であって絶対じゃない。

筆者はそうしたテクニカルに基づくトレード手法を「優位性」とよんでいます。 
「優位性」はあくまでも確率的であって、絶対じゃない。
絶対じゃなければ、失敗することもある、マーケットは無限に続くため、自分で「失敗」と「成功」、つまり「リスク」と「リターン」を決めなければならない。

そしてこうした考え方によってトレードをすることを確率的思考法と読んでいます。

確率的思考法は今まで勉強して来た通常の思考法とは異なります。
思考法は自分自身の心理のため一朝一夕で身につけるのは非常に難しいです。なので、マーケットでのありがちな失敗などを上げつつどうやって自分にその思考法、「信念」を植え付けられるかを本では詳述してます。

例えば筆者は先物取引について以下のような一貫したトレードを設定して確率的に勝利するように説いています。

・リスクvsリワードの比率は1対3 (掛け金は3枚または4枚)
・適当な大きさの標本に対して一貫したトレードを行う
・システマティックな利食い、損切り(逆指値)の設定
・優位性の時間枠のスコープを外さない、別の優位性例えば大きな枠でのトレンドなども用いる
・テクニカル手法による利食い、損切り(逆指値)は明確であること
・20回損切りをすると仮定したときの損失を甘受できる前提であること

もっとも筆者が最も重視するのは心理的な思考法ですのでこれらを表面的に理解するのは危険かもしれません。しかも具体的な優位性については自分で選べとぶん投げてます。😹 (まあこれは各自が取れるリスク量だったり、目標額によるから当然だとは思いますが。。。)


米国株投資へのフィードバック:
FXや先物の短期トレードかつテクニカルという視点において勝つための方法論に過ぎないため、中期・長期での米国株の取引における方法論にも援用できるとは自分は思っていないです。

自分は日本の証券会社を利用する限りにおいて、短期トレードは厳しいというスタンスですので。
例えば、45万の投資なら日本のどの証券会社でも1%程度の手数料が取られます。ここらへんは以下のnoteに解説がありますので御覧ください。
https://note.com/speculative_cat/n/n4cbe226bd02d

なので、米国株において短期トレードは日本の証券会社では、筆者のいう「リスク」、「リワード」における「リスク」がなにもしなくても大きすぎるので筆者のスタイルは使いにくいと考えています。

ただし、この「リスク」と「リワード」という考え方は非常に価値があると考えます。

例えば皆さま自分が買った銘柄で含み損が出始めると、「まっ、長期投資だからいいよ」って自分を納得させていたりしませんか?

これ、もとから長期投資ならいいんです。
ただ、これもし逆に+20%の含み益が出たら慌てて利確してたりしませんか?

そういう人は常に自分の判断に迷いがあり、常にタラレバに支配されてしまいます。その根本はリスクとリターンの計算ができていないからです。

例えばさっきの含み損を持って長期投資だからと言っている場合、
長期というのは何年ですか?
その際のリターンの期待は何%ですか?
損切りは何%ですか?
どのタイミングで利確しますか?
仮に1日あたりいくらの値動きがあったら利確・損切りしますか?
自分がその資金を塩漬けにする間に、毎日、毎月何%のリスクとリターンでいくら期待できましたか?
逆にそういった別の手法でやった場合に許容できるマイナスはいくらですか?

そんなのは知らない、ドルコスト平均法でインデックスファンドに積立で投資している、だから自分は違う!最終的に勝つ!という人がいるかも知れません。

でもそれは数ある投資方法のうちの戦略の1つを自分が選択していて、そこに内在する「リスク」と「リターン」を実質的には受け入れているということを認識しないといけません。
心理的に一切その認識がなく、株投資によってなにも労せずに利殖を手に入れることを思っているならそれは間違いだということです。

この考え方、リスク・リターンが頭に入ると、突発的な株価の動きがリターンが大きすぎたので一回利確するなど柔軟かつ合理的なトレードができると思っています。

いくらお金を儲けるために、1日、1週間、1ヶ月、半期、半年、1年、2年どのくらいのリスク(つまり元本がいくらかに下がる)可能性を受け入れ、そして自分が利用する投資法で期待できるリターンがいくらなのかをシステマティックに判断できるようにするべし! これが①のエッセンスになります。

②損切りや利確ポイントを明確化していて、それを人に説明できる

これは①と同様に自分の中で、1日、1週間、1ヶ月、半期、半年、1年、2年など、どのタイミングでどれだけのリスク・リターンを期待しているのかは、
自分がどのタイミングで損切りをするのか(リスク)、
自分が度のタイミングで利確をするのか(リターン)、
を判断できるということになります。

③心構えが最もトレードにおいて重要であることを理解している

①と②を理解していれば、突発的な価格の変動に心が動かされることもないですし、心を落ち着けてトレードできます。

例えば突発的に+10%になって月当たりのリターンが10%を期待しているのであれば、もうそれは利確して別の銘柄を探すなどをします。

これによって幻の含み益が得られたのに・・・と思ったりしたなら、それは「リスク」と「リターン」をまったく理解していないからです。

幻の含み益は自分が期待したリターンに組み込まれていないのですから、それを追い求めればそれはつねに自分のシステマティックな投資法から外れて、自分の神経を追い詰めて値動きを常に見続けなくてはならなくなります。

そしてそうして心が揺れ動くのは、本心から確率的思考法ができていない、つまり自分がリスクとリターンを理解できていないからと著者は喝破しています。
この心構えをどうやって得られるのか、強化するのかは説明するのは労力が大きすぎるのでちょっと勘弁させてください😹

まとめ:

①トレードをする際にリスク・リターンを時間的にも、瞬間的にもキチンと計算している
② 損切りや利確ポイントを明確化していて、それを人に説明できる
③ 心構えが最もトレードにおいて重要であることを理解している

もし今まで①~③を一切考えたことがなくて、誰かが良いというものをひたすら書い続けているのであれば、①~③に対して自分が利用する投資法がどう回答しているのかをちゃんと考えることはマーケットで勝利する近道になるかもしれません😽

特に自分はテクニカルを勉強し続ければ勝てるみたいな意識をうっすらと持っていたことがぶち壊されたので非常に為になりましたw

その他補足:

この本、本当に読みづらいです。。。
なので、以下に自分の理解をメモ代わりにまとめてあります。
論理が一貫するように読みこなしているので、ゾーンを体得した方から見るとちょっと違うぞ!ということがあるかもしれませんがご容赦ください。

米国株投資に使えるエッセンスは上に絞りきってますので、どうしても厳密に理解したいという人に向けて以下書いてありますので、もしよければ買っていただけると嬉しいです。

「ゾーン」の詳細

FXや先物などの短期トレードにおいて、一貫した結果を投資家が出せないことが多い理由は、確率的思考法を理解していないから。
今まで生きてきた中で強化された「信念」、例えば勉強してテストで受かればいい高校・いい大学・いい会社に入れて給料が増える、自分の可能性が高まる、そういった信念は確率的思考法と完全に水と油である。
そうした確率的思考法を手に入れるためのプロセスや、その過程で発生する心理的負荷を超える方法が詳述されている。
そうした確率的思考法ができるようになった時、それはトレードに一切の恐怖心も抱くことなく淡々と行い、トレードの今の瞬間の流れに身を任せてトレドができる「ゾーン」の状態に達する。

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